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2006.08.09
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カテゴリ:カテゴリ未分類
飼っているヤモリのゲージ掃除するために下に敷いていた新聞紙を取り出した。
そしたら裏にハエトリグモが巣を作っていて、しかも子グモがわらわらわらわらと・・・。
まだンmmの大きさである。

何匹かは床から散らばって行った。
さすがに小さすぎて、跡は追えない・・・。

一応益虫である。
その辺のハエや蚊、ゴッキーの子などを駆除してくれる生物だ。
身体に似合わぬ大きなたくさんの目で獲物を探し、すばしっこく歩き廻る。

時々天井から降ってきて味噌汁に落ちたりしなければ、さらによい生き物だ。

たくましく育ってほしい。
大きくなって我が家に入ってくる者どもを退治してくれ、とくに蚊を。


昔熊本に住んでいたことがある。
ここではアシダカグモという巨大な蜘蛛が自宅に住み着き、ゴキブリだけでなく、ネズミすら捕食していた。

暖かい地方の生物はサイズが一回りもふたまわりも違う。

今高校野球の試合をやっているが、九州沖縄の子は大きくガタイも良い。

去年温泉に行ったときの周囲カベに網を作るオニグモのなんと巨大だったことか。
それに不釣合いなほど小さい網であったが。
東京の連中は歩道をふさぐほどの大きな網を張っている。

夜に自転車のライトをつけて走っていても気づかず網に突っ込んでいく人も多い。

そういう彼等も、一ミリあるかないかで生まれ、風に吹かれあちこちへ散らばっていく。
蜘蛛の網などないところで、顔に蜘蛛の糸がついた感じを受けたことを覚えいる人は多いと思う。

子グモは糸を出し、その糸とともに風に乗って飛んでいく。
それらがまとわりつく。


まだ透明な(赤や黄色がかっていることが多い)小さいたくさんの物体がわらわらと高いところに上っていき、一斉に風に乗り飛んでいく。

その光景はとても美しい。日の光により薄い糸がゆらゆらと無数に光る。

その後は彼らにとっては至難の連続であろう。
どれだけが生き残れるのか。
敵はたくさんいる。
おとなになれば、鳥などにも目をつけられる。

しかしどうみてもコガネグモ科の連中が家の中にある植木から旅立とうとしてしていたのをみたときは驚いた。
どこからはいったのか。親が近くで巣を作ったのだろうが、網を部屋の中でみたことは一度もないのに。

部屋に散らばる前に、窓から退散願ったが、もしそうなっていたらと思うと恐ろしいことだ。
網だらけになってしまう。


でハエトリグモである。
こやつらは普通に家の中でも増えている。

目の前でそれを見るのは少し困るが、まあ窓際だから網戸の隙間から出て旅立ってくれるだろうし、家に残ったら残ったで頑張って立派な益虫に育ってもらおうではないか。















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最終更新日  2006.08.10 03:03:27
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