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2006.12.03
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テーマ:合気道。(539)
カテゴリ:メビウス気流法
音とカラダの秘密

対談 メビウス気流法創始者 坪井香譲 × 雅楽奏者 中村加奈子

「坪井香譲師が創始したメビウス気流法は、何気ない日常の動作や身振りの中から共通の法則を見出し、それを身体の文法と名づけています。
 この対談の前半は、今注目されている横笛(龍笛)の俊英が演奏し、彼女がなぜ音楽とともに一貫してメビウス気流法に取り組んできたかを語り合います。
 後半はそれにちなんでメビウス気流法のワークショップ。身体の文法により、呼吸のリズムを活かしてのスーパーリラックス法や集中法、気の流れや活かし方、元気術等を、簡単なボディゲームを用いて体感、体現します」


セミナー行ってきました。。

気流法の目的の1つは、人間同士の交流、そしてアートへの目覚め。
今まで続けているものを趣味以上にしたとき、そこに新しい世界が開けているかもしれない。
それは簡単ではないかもしれないが実践していくことで深みのある生活を味わえるであろう、そしてそれは気流法でいう気の流れ巡り、呼吸、重力であり、日常のなかにほんの少し、身体に意識を向けることでなしうるものである。

というような内容の話がありました。

そして、そのことを証明した1人が、中村さんです。
気流法を実践されていたお母様の影響で中学時代から、続けてきたことが現在につながっています。
気流法は他のものと相容れないものではありません、むしろその成長の助けとなります。日常の所作、それに伴う思考、そして全ての芸事にいたるまでを結ぶ共通の原則、それが身体の文法です。

龍笛はむしろはっとさせるような響きであった。
時に力強く、そして柔らかに響くその音色はこちらを圧倒して行く勢いがある。
はじめ、何か憑き物をパシッと払われたような感触がし、次に、内を洗われていく、そんな感じをを受けた。
神々しいとはこのことをいうのかもしれない。

その後の対談では、途中心地よい声の響きにより睡眠に誘われた時間帯も合ったが何とか持ち直した。

そのあと、気流法についての講義に入ります。

手の挙げ下げのときの身体の連なり、つながりを感じる、仰向けでのスーパーの次位のリラクゼーション法(スーパーリラクゼーションは場所時間人数の関係で紹介されなかった)、
そして日常の所作と関連し
椅子からの立ち上がり、そして腰掛ける無理のない動き。

椅子を使ってのものは普段こうかなとやっていたが、改めて紹介されると良いものだと思う。

いくつかのバージョンが紹介されました。

最後にちらと剣を使って動いてみせてくれました。

木剣とはいえ鋭い動きです。ゆったりとすばやく動くその速さ。

中村さんが笙を奏でるとき、びくともしません。
合気道などで言う見事な統一体です。それは動こうと思えばいつでも動ける姿勢であり精神状態・自由な状態であるといえます。

今回も良い学びを得ることができました。

今後もこうした対談(次回は千と千尋の神隠しの主題歌の作詞をした方)が続くほか、気流法の入門講座も朝日カルチャーセンターにて定期的に行われるそうです。

興味をもたれた方はぜひご参加ください。





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最終更新日  2006.12.07 00:45:56
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