軸

自宅のマンション改修工事がようやく終わりに近づく。

撤収の用意をする現場の方たちに混じって、頭にタオルを巻きちょと髭をはやした私。

部屋に積み上げられた電化製品やトレーニング用具の引き取ってもらうため、玄関まで降ろしていく。

この日エレベーターが塗装中で、使用出来ないのであった。

計画の際そのことが発覚してから立禅にいそしんできた私。

それ以前に、大切な友人（といっても良いでしょうか）から、立禅等始めたと聞いて気になっていた私。

立禅。これまでもほぼ毎日やっていたものの
最近わずか数分であったので、朝夜３０分以上を目標にこの数日を過ごした。
それ以外にも這いや揺り等も。

三昧にいたるのが早くなったやうだ。しかし本当にそうなのか？
立っていくつかの標識に合わせるとプツンと切り替わるのはおもしろいけれど・・。

つもりではいけない、と今月発売の秘伝誌で、日野晃先生が述べておられる。

客観的であろうとしても、自分というフィルターがすでにかかっている。

人は自分を見失いやすいが他人は良く見える。

又そろそろみてもらわないと。

壊れた荷物を運ぶのはなかなか楽しかった。腰に負担の来ないように、姿勢のこと、手指や足指、目線、色々考えるのもいい、疲れるけど。
新しく買った荷物をあげる作業もやった。

1つ誤算は、降りるときに足がつらかったこと。荷物の負荷ではなく疲れが残っていた。
前の日、蚊に刺されて明け方に目が覚めてからずっと立ってたからだな。

しかしこの時期にもいるとは、なんてしぶどい生物か。
東京は恐ろしいところだ。