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カテゴリ:本・マンガ(BL)
FLESH&BLOOD 9 著:松岡なつき イラスト:雪舟薫 キャラ文庫 上のは9巻の表紙です。 BLです。・・・一応。 《あらすじ》 イギリス海賊の英雄キャプテン・ドレイク―――彼に憧れる高校生の海斗は、夏休みを利用して、海賊巡りの旅を計画。 ところがドレイクゆかりの地プリマスで、海斗はなんと、次元の壁に飲み込まれ、大航海時代へタイプスリップ!! ドレイクの信頼も厚い、海賊船の船長ジェフリーに助けられ・・・!? エリザベス女王率いる海賊たちと、スペイン無敵艦隊が繰り広げる海洋ラブ・ロマン!! 評価…(5段階評価) あらすじを書いてて思いましたが、BLとは思えない壮大なストーリーだな( ̄∇ ̄;) この小説をBLとして紹介しなければいけないのは個人的にとても残念。 そういう描写があるというだけでこれを読むのを避けるのはあまりにもったいないと思うからです。 とはいえBL的描写がお嫌いな方はやっぱり受け付けないと思うので、辛いところなんですけどね^_^; でも、 これはマジで面白いです。 BLというより歴史小説。 ドレイクやエリザベス女王、シェイクスピアといった実在の人物も出てきて、お話に華を添えています。 読み出したら止まらなくて、一気に12巻まで読んでしまいました。 しかも約2日で・・・我ながらスゴイ。 そして何よりキャラが魅力的。 主人公・海斗は好奇心旺盛で頭の回転が速く、難題に出くわしても機転を働かせて切り抜けてしまう小気味よいキャラクターで、かなり好きです(*^-^*) そのほか、海斗を取り巻く主なキャラクターをご紹介しますと、 ジェフリー・ロックフォード 「グローリア号」の船長で、ドレイクの信頼も厚い伊達男。 金髪長身の美男子で、気に入った相手には男女かまわず手を出す。 彼が海斗の相手役です。 ナイジェル・グラハム 「グローリア号」の航海長で、ジェフリーの無二の親友。 黒髪に灰青色の瞳で、隻眼の美青年。 ビセンテ・デ・サンティリャーナ 海斗を付け狙うスペインの海軍士官。 国王フェリペ二世に忠誠を誓う忠義者。黒髪に緑色の瞳。これまた美青年。 美青年のインフレ状態でございます。 他にも魅力的なキャラクターは山ほどいるのですが、あえてこの三人の中から選ぶとしますと、 私はビセンテ一筋です。 彼は7巻ぐらいまで海斗のストーカーとしか言えない感じなのですが、その後の男ぶりといったら!! いえ、私は1巻からビセンテが好きでしたけどもね。 でも12巻のラスト近くの場面といったらもう・・・!!(>_<) ネットで感想を拝見してみると、ナイジェルのファンが結構多いみたいなのですが、私はあえてビセンテ派で。 ナイジェルも好きなんですけどね。 ジェフリーは、私が愛してやらんでも海斗に愛されてるから十分だろ、ってことで(笑) 今は何だかフェアみたいなのをやってるらしく、小冊子がついていたのもよかった。 1~11巻を買うとついてくるやつみたいですね。 (でも、既に既刊を買った人はどうすりゃいいんだ?また買えってか(´▽`;)) ちなみに小冊子は「融解」というタイトルで、ビセンテと海斗ともう一人(ネタバレになるので名前は控えます)が登場するショートストーリーです。 (しかし、これを付録につける意味がわからない。最低8巻くらいまでは読み進めないと、盛大なネタバレになると思うんですが(汗)) 12巻の限定版についていた小冊子はナイジェル視点のお話で、これまた切ない(;´Д`)ノ ナイジェルはもうちょっとエゴになってもいいと思う。 12巻が発売されたのは最近ですが、早くも13巻が待ちきれない私です。 人気ブログランキングに参加しました。 ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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