カテゴリ:GT-Rのメンテナンス
1000kmで交換した車高調は、市街地走行でもかなりの突き上げがり、 後席では、座席からお尻が浮くぐらいの状態でした。 これは、後でわかったことですが、交換したモデルは「33」「34」共通 モデルだったのです。 「33」「34」の足回りの形状は同じであっても、ホイルベースの違い (33は34よりホイルベースが長い)から、やや固めのセッティングが されていたようです。(33の時代に作り、売れ残っていた??) 共通仕様になっているものは要注意!!!! このため「34」にはフィットしないようです。みなさまご注意を。 そして交換したのは「オーリンズ」の「FLAG-R」というモデルで、 50セットの限定商品で、発売と同時に完売したそうです。 装着は、近くのショップで実施。100kmぐらい走行して、アライメント 調整を実施しました。 ☆アライメント調整=サスペンションや、アルミホイルを交換した時に、 直進性やタイヤの地面との設置角度を調整すること。 最新式のテスターを設置するショップでは、コンピューターで計測し、 タイヤを支える各パーツを「1mm」「1度」単位で修正します。 すでに交換した車高調でもアライメント調整を実施し、設定車高も同じ だったのでほとんど調整を実施しなくて済みました。 このオーリンズは、減衰力の調整が600通りできるのですが、実際には 3種類の「推奨値」が示されており、「サーキット」=ハード走行、 「ワインディング」=突き上げはあるが、コーナー姿勢が安定、 「市街地走行」とありました。 このため、当初は「ワインディング」で設定し、しばらく走行していました。 この状態では、50~60kmでの中速コーナーでは姿勢も安定し、快適に 走行ができましたが、70kmを超えるスピードではややロールがある状態です。 ただし、道路状況が悪い場合や、一般道のマンホールなどの上では、確実に 突き上げが発生しますので、市街地では固い印象です。 現在では、市街地での走行が多いため、「市街地設定」に全体バランスを セットし、八ヶ岳横断道路などに走りにいく場合は、「サーキット」「ワイ ンディング」の中間値にセットし走行しています。 調整は、各ショックの上部にあるダイヤルを回すだけでできます。 前輪は、ボンネットを開ければすぐできますが、後輪は大変。 トランクルームから、手を入れてやっと調整します。 下部のタンク部分は、伸び側なのでそのまま固定してあります。 実際このオーリンズの良さは、高速コーナーでのリアの追従性の良さと フロントのハンドル切り込み時の姿勢制御につきます。 ハンドルを切れば、切っただけ曲がり、フロント姿勢は安定。 ドライバーは、直進状態と同じような姿勢のままコーナーに入れます。 また、リアはあくまでグリップをしたまま(伸び側が正確にストローク) していますので絶品の走りを楽しめます。 今回交換して痛感したのは、直線を走行時には、あまり差が出ない車高調 ですが、コーナーでは歴然とした差がでること。 特にワインディング道路では格段に差が出ます。 エンジンのパワーアップより、走行する場所により、適切な選択をした サスペンションの交換のほうが確実に早くなります。 八ヶ岳横断道路・・・・・・お勧めです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.17 23:41:08
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