|
カテゴリ:カテゴリ未分類
月刊「文藝春秋」を定期購読しているせいで発売日よりいくぶん早く手に入れることができる。送付された10月号に俵万智のエッセイ「息子と二人、石垣島に暮らして」が掲載されていて、面白く読んだ。
「子を連れて西へ西へとにげてゆく愚かな母と言うならば言え」 「振り向かぬ子を見送れり振り向いたときに振る手を用意しながら」 「男の子三人寄れば鬼ごっと始まっている白い浜辺に」 「人の子を呼び捨てにしてかわいがる島の緑に注ぐスコール」 「ゆきずりの人に貰いしゆでたまご子よ忘れるなそのゆでたまご」 この四つの歌だけで数日は心豊かに過ごせそうな気がしています(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年09月08日 22時10分49秒
コメント(0) | コメントを書く |