「I'm Japanese.」/日本人医師による医療の話
今日の竜馬は幼稚園で先生や当番のMr.Collier、お友達にも大きな声で「I'm Japanese. Musashi, Japanese. Mommy, Japanese. Daddy, Japanese.」「I'm Japanese, Hamamatsu. Musashi, Japanese, Hamamatsu. Mommy, Japanese, Shizuoka. Daddy, Japanese, Kyoto.」などと何度も言っていました。なぜそう言いたかったのかはよくわかりません。聞いてみたら、「僕日本から来たじゃん。だからだよ。」と言っていました。竜馬なりにいろいろと思うことがあるんだろうと思いました。ずっと日本にいたら「僕は日本人だ」と意識することなく過ごしていただろう、と後で夫と話しました。夕方ひまわりの会でした。「日本人医師による医療の話」というテーマでした。2人の若い女性のお医者様が講演してくださいました。心療内科が専門の方と麻酔が専門の方でした。私が心に残ったのは、日本人の親を持つカナダ生まれの子どもや、日本から来た子どもが抱えるストレスについての話の中での言葉です。「子育てはこうやるのが正しい、という方法はないのだから、自分がこうだと思ったら信じて進めばいい。親が揺れていると子どもは敏感なので感じとる。…例えば、なぜ日本語を勉強させたいか、親が繰り返し伝える努力をしていく。…文化が違う、国籍が違う、というストレスは、日本にいても世代や地域、性別の違いがあるのだから、その違いのひとつだと受け止め、違いを知っていることは選択肢が増えていいとプラスに考え、それぞれの文化のいいところを取り入れていくようにするといい。」といった内容だったと思います。他にもカナダでは一般的な無痛分娩についてなど、いろいろ勉強になりました。