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カテゴリ:日本和装着付け講座
<「検定」直前一日短期大学 2限目・御召>
2限目の講義は「御召」について。 「御召」は、右巻きと左巻きに回転させた糸で織られた、 紬と縮緬の中間的な、シボのある絹織物です。 周知の通り、「御召」はそもそも、 江戸幕府11代将軍徳川家斉が好んで着用していたので、 この名がつきました。家斉自身、 「乙女縞(柳条文)」という縞柄をデザインしたそうです。 ただの道楽者ではなかったんですね~ 塩沢や十日町で生産されているものは、縦糸が1200~1300本、 一方西陣で生産されているものは、縦糸が4000本なので、 きめが細かいのが特徴です。 ちなみに、 「マジョリカ御召」というのは「カピタン御召」ともいい、 西陣の1~2軒の機屋さんだけで作っていた、 商品名のようなものだそうです。 今はもう作っていないとか 今回初めて発見したことがありました 私はずっと、 「塩沢御召(本塩沢)」を「塩沢紬」だと 思っていたのです。 あ~、思い込みは恐ろし~ ・・・つづく これからの季節に・・・ 正絹単衣お召し きもの商会 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月25日 13時24分59秒
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