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テーマ:着物(542)
カテゴリ:悦文きもの着方スクール
<第6回 名古屋帯の復習>
今回で、名古屋帯が終わり、 次回はセミナー、その次からは袋帯なので、 総復習でした とはいえ、各自習熟度が違うので、 先生は大忙し 初心者の方には、帯の結び方の手ほどきを、 そして私は、帯揚げの「結ぶ」やり方を個人指導いただきました。 いつもは面倒なので、「結ばない」やり方ばかりでしたが、 やっと「結ぶ」やり方を覚えました 後半、初心者の皆さんはクタクタにバテていたので、 講義となりました 西陣織の歴史と応仁の乱の関係から始まり、 江戸時代の着物へと話題は移り、 友禅の説明とか(当然、日本和装のセミナーで聞いた話と同じ)、 着物のお手入れ(染み抜き)は自分ではやらずに、 専門家に任せなさい、とか・・・。 そこで気になった点がひとつ。先生曰く、 「幕府は戦争をおこさせないため、大名の財力軽減をもくろみ、 3年ごとに参勤交代をさせました。」 これ、勘違いしている方、結構多いんですよね。 「参」=「三」 だと思ってる方。でもこれ、違いますから 正しくは「参観」なのですが、 「参」は「参上」の参。江戸に参上して勤司するから、 「参勤」 なわけですね~。なので、原則、在府・在国の交替期間は 1年 です。ただし、文久2年(1862)年以降は3年に1度になります。 幕府瓦解まで、6年間のみです。 ちなみに、御三家のひとつ、水戸藩徳川家は、 江戸から近かったため、参勤交代を免除されています。 ホ~ント、着付けの先生や機屋さんって、 よく歴史の話をなさるのですが、 間違いが非常に多いです。 一受講生が、いちいち訂正するわけにもいかず、 他の受講生が納得してメモっているのを、 指をくわえて見ているしかありません。 正しい歴史を理解していただくには、 どうしたらいいんでしょうね・・・ これでお勉強 江戸学事典 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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