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テーマ:着物(542)
カテゴリ:セール・バーゲン
まず、入り口にみごとな京友禅の振袖が展示されていて、 さわったり、ひっくり返したりして、 丹念に眺めて、いえ、観察していたら、 たまたまトイレ帰りで通りかかった作務衣姿の男性が、 着物の細かい説明を始めたのです。 その男性こそが、「17th創業祭」のメインの作家 武田眉山 という先生でした。武田先生の作品は、 いわゆる「糸目友禅」ではなく、無線の素描のもので、 そのために、より一層立体感が増すのが特徴だそうです。 しかも、京友禅独特の金・銀・刺繍は一切つかわず、 いたってシンプル。一見、東京友禅かと思ったほどです。 しばらく、先生の作品を見せていただき、 その後、紬コーナーに移動。 このときすでに、客は私しかおらず、 武田先生・巻き巻き担当の和服女性・販売員の方の3人が、 私につきっきりでした。 でも、「巻き巻きするより一本でも多くの反物を見たい」 という私の希望を聞き入れて下さり、 縦糸が大島で横糸が薩摩結城の紬とか、 御召しとか、江戸小紋とか、紅型の帯とか、 次々と見せていただきました。 そして驚いたことに、購入を勧める発言が一言もありませんでした。 そんな暖かい皆さんのご厚意はありがたかったのですが、 それに答える財力もなく、結局、 紐とクリップ大 合計680円 のお買いあげで、会場で抹茶とお菓子をいただき、 お土産にフリーカップ二客セットをいただいて帰ってきました。 なぜか、ついているはずのマドラーがついていなかったのが気になりますが・・・ これで収支は大丈夫ですか? 一蔵さ~ん!! せめて、ネットでお買い物するか・・・ きもの一番通り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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