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カテゴリ:日本和装着付け講座
会場は、日本橋人形町の「一会」さん。 江戸小紋の専門店です。 講師は、社長の三田村さん。 江戸小紋の単衣は、 フォーマルからおしゃれ着まで幅広く使えて、 とても便利だとか・・・。たしかにそうですね。 単衣は八掛がないので、裏地が勝負だそうです。 一会さんの江戸小紋の裏地は、 表とまったく違う柄が染めてあり、 それはもう、とてもステキです そして、白生地もいろいろ見せていただきました。 丹後の白生地は、ジャガード織りでも生産されており、 綸子や緞子に適しているとか。 後染め三大産地(京・加賀・江戸)でも人気の長浜の白生地は、 縮緬が主流で、糸が細くて、軽くて、シャリ感があります。 なので、単衣に適した生地といえます。 なお、夏着物の「駒絽」とは、 「駒拠り」した糸を使うので、シャリ感があります。 一方「平絽」は拠りをかけていないので、 ツルッとした肌触りになるそうです。 そして、「伝統工芸品」の江戸小紋と、 輪転機制の江戸小紋の見分け方のレクチャーもあり 伝統工芸品の江戸小紋は、 20~25センチの型紙を使っているので、 モヤモヤ、モクモクっとしたつなぎ目があります。 一方、輪転機制のものはつなぎ目がありません。 また、型紙を使うとミミの部分5ミリが染まりませんが、 輪転機だとミミまで染まるので、 後からミミの部分を塗りつぶすので、 地色と違ってきます。 資料として、「夏・単衣の着物の着用時期」と題したプリントと、 「夏のきものと慶弔のきもの」というパンフをいただきました。 なかなか勉強になった一日でした。 あっ、販売コーナーはパスして退席しました ちょっと小さめかも・・・。でもステキ 単衣江戸小紋 金沢 花友禅 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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