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テーマ:着物(542)
カテゴリ:雑談
先日、浅草の某リサイクル着物ショップに立ち寄ったときのこと。
ちょっとよさそうな紗の正絹着物が1000円で売られていました。 ん~、どうしようかな~、 正絹だと自分で洗えないから、 安くても結局メンテナンスにお金かかるし・・・、 と迷っていたところ、 横から中学生くらいのお嬢さんを連れたお母さん登場! 「あら~、いいわね~、浴衣」 という嬌声を聞きつけて出てきた店員さん。 「いえ、これは夏用の着物です。サイズが合えばお買い得ですよ。」 と試着を勧めたところ、件のお母さん、しっかり試着。 鏡に映った自分の着姿を、うっりと眺めておられました 私はそこで立ち去りましたが、 あの様子だと、きっとお買いあげだったと思います。 でも、一つ不安が・・・。 浴衣と夏着物の区別がつかない、ということは、 夏着物を着たことがない証拠です。 つまり、絽や麻の長襦袢を持っているとは考えにくいのです。 きっと、浴衣代わりに着られると思っているのでしょうが、 暗い店内ではなく、自宅で着てみて、 「あら、コレ透けてるわね~、着て行かれないわ。」 と、箪笥のこやしになるのは、火を見るよりも明らか。 もし、おばあちゃんの長襦袢くらいはあったとしても、 絽の帯・帯揚げ、レースの帯締めまでは、 持っていないでしょうし・・・。 あ~、やはり私が買ってあげればよかったかな~。 私なら、少なくとも箪笥のこやしにはしませんから。 ちょっぴり後悔・・・。 あのときのお母さん、ちゃんと着てあげて下さいね~ これなら洗えます お仕立て上がり紗きもの キモノ仙臺屋3号店 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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