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カテゴリ:雑談
山川菊栄の『武家の女性』(岩波文庫)を読んでいたら、
次のような一文が目に留まりました。 「毛織というものを知らなかった女の間に、 舶来の呉呂の帯が凄まじい勢いで はやり始めたのでした。」 「呉呂の帯」、初めて聞きました。 で、さっそく調べてみると、 呉絽服連(ごろふくりん=オランダ語の訛)ともいい、 梳毛(そもう)織物の一種。 江戸では下略してゴロフク・ゴロ。 多く帯地に用いるそうです。 なお、 梳毛とは紡毛より長い羊毛原料を使って作る織物で、 表面がなめらか、素肌にも心地よいクールな肌触りの生地なので、 一年中楽しむことができるそうです。 ふ~ん、存じませんでした。 やっぱり、着物の世界は、奥が深いです。 これです 武家の女性 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月13日 17時33分48秒
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