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カテゴリ:ダイエット
今から数十年前、戦後の新聞広告には「太る!」という言葉をキャッチコピーに売り出されていた食品があったそうです。
今だったら考えられない話ですよね。(「痩せる!」ならありそうな気もしますが) 現代社会においてなぜこんなに肥満に悩む人が多いのかについて考えてみると、そこには文明の進歩という要素が大きく関係しているような気がしてなりません。 そもそも人間が獣を追って野原を駆け回っていた時代に、肥満で悩む人は存在したでしょうか? 「昨日もマンモス捕まえたんだよね、最近こってり系の肉ばっか食べてるから腹が出てきちゃって・・・」 なんて会話をしている原始人は恐らく居なかったでしょう、いや、居たかな?(笑) どちらにしても、多分今みたいに計画的な1日3食なんて無理だったでしょうし、常に飢えとの戦いで「肥満」などという概念そのものが無かったのではないかと思います。 食べ物があるときに出来るだけつめ込んでおいて、余った分は体脂肪として蓄えておく。 いつ食べられるかわからない状況では、それが生き残る手段だと言えるでしょう。 世界最古の人類とよばれる人間が誕生したのは400万年くらい前で、計画的に食料を調達できるようになったのは、恐らく農業が始まった年代(今から1万年前くらいかな?)からでしょうから、人類の歴史から見ればずーっと食べるものに困る生活をしてきて、やっと最近食うに困らなくなった、みたいな感じですよね。 ダーウィン進化論によれば生き物が進化するのは、沢山生まれた個体の中からたまたま生存に有利な者が勝ち残っていく・・・という事の繰り返しですから、食料が豊かになったからといってそんなに急激に肥満になりにくい体質の「新人類」が生まれるとは思えません。 冒頭の戦後の時代の話にも書いたようにほんの数十年、余裕を持って見積もっても数百年前までは、一部の王族やお金持ちを除いて今みたいに好きなだけ食べ物が調達できるという環境ではなかったはずです。 自由に食べられるようになってから数世代しか経ってないのでは、肥満に耐性のある新人類への進化はまず不可能でしょう。^^; 食欲は動物並みなのに、食べ物を効率良く作り出す力もある。 ちょっと極端な言い方をすると、人間はそんなアンバランスな生物なのかも知れません。 ・・・最近デスクワークばかりで体重が増えてきてしまったので、こんな戯言を書きつづって現実逃避している研究所長を許してやってくださいm(_ _)m *** 本日の相互リンクサイト様 ボディビルダー育成リンク集 ボディビルダーに役立つ実践的なコラムとボディビルディングのリンク集。個人的にはリンク集の中でも特にお勧めのサイトです^^ 健康ライフねっと とてもすっきりとしたテキストベースの印象の健康情報サイト。公告バナーばかりのサイトが嫌いな方にもオススメです。 寒天ダイエットインフォ 寒天ダイエットの情報サイトです。記事の量が豊富なので寒天ダイエットに興味のある方は是非のぞいてみて下さい。 →人気blogランキングへはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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