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カテゴリ:雑学
睡眠のサイクルというのは人によって大きな個人差があります。
私の周りを見渡しただけでも、朝が苦手な人や早起きが得意な人、睡眠時間の短い人や長い人、何日も徹夜できる人から夜になるとすぐ眠くなってしまう人まで様々です。 さらに、同じ人でも生活サイクルの変化や成長・老化などによってその特性が変化することも多いようです。 子供の頃、私はとても寝つきの悪い体質悪いでした。 布団に入っても2時間くらい眠れないということはザラで、こっそり夜中までマンガを読んでいては母に叱られたものです^^; しかし、学生の頃から習慣的に運動するようになって、ある事に気付きました。 とても疲れていて「眠い」と感じていても、例えば勉強(あまりしませんでしたが)やテレビゲーム、友人とのおしゃべりなどに時間を費やして運動をしなかったとき、つまり肉体的に疲労していない時は眠れないことが多かったのです。 疲労感はあって横になるものの、眠りに落ちるまでにとても時間がかかり、 「疲れているのに何で眠れないんだろう・・・」 と何度も寝返りを打ったりしているうちにどんどん時間が経ってしまって、こんどは眠れない事への不安感や焦りでさらに眠れなくなってしまうという悪循環に陥ったりもしました。 これとは逆に、筋力トレーニングなどをある程度行って肉体的に疲労している時は、横になるとあっという間に眠りに落ちて、深く眠ることができました。 そしてこれらの事実から私が立てたのが、人間は精神と肉体の疲労のバランスが取れていないと、睡眠のサイクルが崩れやすくなるのではないか?という仮説です。 というのも、脳の中には人間が眠っている間に活発になる組織があって、この組織が他の部分を押さえつけることによって睡眠が保たれているそうなんです。 そうすると、「脳は疲れているけど体は元気」という状態は、疲れている脳で元気な体を押さえつけようとしていることになるわけで、これが寝つきが悪い原因ではないかと考えたわけです。 逆に、体だけ疲れていて脳が元気ならどうなんだろうという疑問も浮かぶかもしれませんが、この状況はありえないと思います。なぜなら運動する時の命令は脳によって出されていて、運動によって真っ先にバテるのも一生懸命命令を出している脳だからです。 もっとも筋肉に電流でも流せば、筋肉だけを疲れさせることも可能かもしれませんが・・・ 睡眠のサイクルについては冒頭でも書いたように個人差が大きいですから、色々な方の意見を聞いてみたいところです。 →人気blogランキングへはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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