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カテゴリ:健康一般
ある日、研究所長の直属の上司が、さも辛そうに椅子に腰掛けようとしていました。
「大変ですね。痔ですか?」 と冗談まじりに聞いてみたところ、 「そうそう、円座がないとかなわん・・・ってちゃうちゃう(笑)。腰痛や」 という関西人らしいノリツッコミ。 その上司が腰痛持ちなのは既に周知の事実だったのですが、その日はいつにも増して具合が悪そう。 「何か悪化させるようなことしたんですか?」 と聞いてみたら、どうやら医者に「腰痛には腹筋!」みたいなことを言われてやってみたら、見る見るうちに悪化したとのこと^^; 研究所長:「どんな風にやったんですか?」 上司:「いや、普通の腹筋」 研究所長:「普通の・・・寝た状態から手を頭の後ろで組んで、上半身を起こす腹筋ってことですよね?」 上司:「そうそう、それや。」 研究所長:「お医者さんからはただ"腹筋"としか言われなかったんですか?」 上司:「うん、そう。で、昨日の夜やったらだんだん痛なって・・・」 つまり、彼は腰痛を改善しようとして、腹筋の種目にシットアップを選んでしまったわけです。 もちろんシットアップ=腰痛に悪い種目、というわけではないのですが、運動に慣れていない人がテキトーにやると腰痛の原因になったりするのも事実。 一応その上司には、とりあえずシットアップを中止することと、腰痛軽減のための運動をするなら必ず専門家の指導を受けないと危険だということをアドバイスしておきました。 何科のどんなお医者さんにかかったのかはわかりませんが、医師というのはあくまでも医学の専門家。決して運動生理学の専門家ではないので、こんな事が起こるのかもしれません。 トレーニーのみなさんは、腰痛対策として腹筋を取り入れようとしている人を見つけたら、 「素人がいきなり腹筋はやると危ないよ!」 とアドバイスしてあげたほうが良さそうです。 →人気blogランキングへはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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