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先進国の中でも比較的肥満の人の割合が少ない日本でも、健康への関心は年々高まり、だんだんと食事や栄養に気を使う人が増えてきているのではないかと思います。
健康マニアの研究所長は「レストランのメニューにはタンパク質量も載せてほしい」などと、やや勇み足な事を言っていたりもしますが、塩分や脂肪分、カロリーなどをメニューに表示する外食店が増えてきたのも、健康的な食事への関心が高まったことの現れでしょう。 しかし、世の中が健康志向に動いているからといって、テレビや雑誌、インターネットから流れてくる情報をそのまま鵜呑みにするのは良くありません。 例えばよく「野菜たっぷりのヘルシーな料理」なんて言いますが、その料理がヘルシー(健康的)かどうかの根拠が「食材が野菜である」というだけではあまりにも不十分です。 現代人の食生活は脂肪・塩分・糖質を摂り過ぎるという方向に偏っているので、野菜中心の料理ならそういう問題が起こりにくいのは確かかもしれません。 ただ、ハッキリ言ってファミリーレストランなどで出されるサラダはドレッシングの量が多すぎて明らかに塩分過多だったりすることがありますし、野菜料理でも中心になっている食材が糖質タップリのジャガイモや脂肪分タップリのアボガドだったりすれば、それが「ヘルシー」だとは言えない場合があるでしょう。 本当にヘルシーなのは野菜だけを食べることではなく、必要な栄養素をきちんと摂り、不必要な栄養素を出来るだけ摂らない事であるはずです。 体に良いと言われている魚料理だって食べ方によってはプリン体のとり過ぎになる可能性がありますし、果糖を含む果物だってバランスを考えて食べないと肥満の原因になることがあります。 だからやっぱり、本当にヘルシーな食生活をするには、自分自身の頭で考える必要があると思うのです。 時々、当研究所にも「このコンテンツは修正が必要なのでは?」と意見を下さる方がいらっしゃいますが、そういう視点を持つことこそ真の健康志向と言えるのではないでしょうか。 →人気blogランキングへはこちら
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