Jours d'une Pivoine

昨日、日曜日は朝からレストランさんでの撮影第1弾に行ってきました。

まだ全体ではなくて、4人がけテーブルのセッティングをしてみて色やなにやらを確認しました。

本番はあくまで水曜日なので、昨日はけっこう早く終わり、午前11時ごろ帰宅しました。

そして帰ってすぐ、夫と留守番をしていたニコールに声だけかけて、慌しく昼食の用意を始めました。

流しの前で黙々と調理していると背後にニコールの足音が。

「クゥーン」とかわいらしく鼻を鳴らすので振り向くと、私の目を見たまましゃがんでオシッコを・・・！！

これは明らかに何かを訴えたくての”わざと粗相”だわ、と理解しました。

「ダメ！」と強く言ってすぐ抱き上げ、トイレに連れて行きましたがもう出ない。

ニコールはサークルに入れて、床を拭き掃除し、また昼食の用意に戻りました。

粗相しても叩かないようにはしているので、目を見て「だめでしょ」と言い聞かせ、あとは何事もなかったようにしていました。

そして昼食後、撮影で使ったお花がくたびれてきたのでもう一度水揚げをしようと、ダイニングでお花をいじっていました。

アイビーのつるが揺れるのがおもしろいらしく、ニコールがじゃれにきていたのですが、またも私は黙々とお花の手入れを・・。

そしてバケツの水を流そうと歩き出したとたん、足元がびちゃんと音を立て・・・。

そうです、ニコールが私の背後に黙ってオシッコをしていたのです。

そのときにはもうニコールは自分のクッションに伏せておとなしくしていたので、強く言うこともできず、さっさと拭き掃除しました。

たぶん、前日から私が準備やなにやらでバタバタしていて、気づかないうちにニコールに普段よりかまってやれなかったんだと思います。

そして帰ってきてからもずっと写真を見たり用事をしたり、でこれまたニコールにしては放っておかれた感が強かったんだろうな～と反省。

とにかく粗相をしたらお尻をぶつとしなくなる、と言う人もいますが、私はそれができなくて、甘やかしているのかなと思いつつも、いつも話せば分る方式でやっています。

今回も、その後は用事をほっぽってニコールを抱っこし、

初めてのことをやろうとしていて何かと大変であること

今は忙しいけれど寝る前はいつもお話してるよ、ということ、

お留守番をしていてくれてありがとう、

などなどいっぱい話をしました。

だいぶ分ってくれたような気がします。（完全に気のせいだと言う人も^^;）

夫が留守にしていて、帰ってすぐ寝てしまってもニコールは全然気にしないのに私の場合はこんなにわがままをする・・・・

時々すごく大変だなーと思って重く感じてしまうこともあるのですが、それだけ、ご飯を作って毎日世話をしている人間に対してワンコは信頼を寄せているんだ、と思うと叱れません。

1個の小さな生命体からこんなに頼られているんだということも嬉しく思えます。

こういう出来事があって初めて、自分が心の余裕を無くしているな、とか、日々のことをきちんとこなせていないんだな、と分かりました。

何事にもどんくさい私なので、ニコールが良いバロメーターになってくれています。

このレストランさんの件も、けっこう相手の方に言われた内容や実際にやらねばならないことの大きさに気付いてへこんでしまって、自分にできるんだろうか・・・と不安で重荷で、本当に余裕がなかったと思います。

昨日行ってきて少しは解消できたので、水曜日はちょっと楽しみ、ぐらいの気持ちになれましたが、こんなことぐらいで余裕無くしていたらこれから何もできないぞ、と自分への戒めにもなりました。

今日からまたニコールにはベロベロに甘い母親をしようと思います