テーマ:本日の1冊(3696)
カテゴリ:読書
脳内汚染
こんな本を今読んでいます。 ゲームやネットが脳に及ぼす影響、そしてそれによる行動の変化を書いたものです。 中学生やその保護者を対象に調査したアンケートの結果などもふまえて書かれており、ここ数年の少年の凶悪犯罪がなぜ増加しているのか、幼少期からゲームに触れるていることが一因と考えられる、ということが記述されています。 具体例として、アメリカのコロンバインハイスクールの事件や、国内では小学生女児が同級生を殺害した事件などが出ていました。 まだ最後まで読み終えていないですが、とにかく読みながらゾクッとする内容です。 私自身はまだそんなにゲームが普及していない時代に幼少期を過ごしましたし、母が厳しくて、テレビは週に30分、と決まっていたのでほとんど観ていませんでした。 でも今の子どもは自室にテレビがあったりゲームがあったり、携帯用ゲームも普及しているし、でどんどん中毒になっていっているようです。 ゲームをしているとき、はらはらどきどきでアドレナリンが出て、敵を倒したりクリアしたりすることでドーパミンが出るそうです。 ドーパミンが出ると快感を感じ、それをより味わいたいと思って、次々とゲームをすることになり、依存症になるそうです。 このメカニズムは、麻薬やアルコールの中毒症状と全く同じだそうです。 それってすごく怖いことだな・・・と思いました。 今は何でも便利な反面、よほど気をつけて情報収集していないと、取り返しがつかないことになりかねない、そんな時代だなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.11 10:46:14
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