テーマ:愛犬のいる生活(77257)
カテゴリ:ニコール&ベビーズ
昨日17日のお昼すぎ、ようやくニコールの3匹の子ども達が生まれました。
16日夕方から弱い陣痛がきていて、16日夜から明け方にかけても、苦しそうにうめいたり、お腹をさすって~とすりよってきたりしていました。 体温も36度台まで下がったので、この様子では17日には出産かな、と思っていたのです。 ところが17日朝からも、軽く陣痛がきたかと思えばすぐ遠ざかり、あまり激しくならないようでした。 痛そうにはするものの、すぐ寝てしまったり、またウロウロしたりする元気もあり、なかなか本格的にこないなぁと思っていたら・・・ 急に産箱の中で中腰になり、りきむではありませんか! あれ?!と思うとすぐしゃがんでしまい、よく見ると破水していました・・・。 でも痛みはまた遠ざかったようで、そのままウトウトしはじめるニコール。 破水したんだけど産む様子がないのはどういうことだろう??と思いつつ、母に電話すると、 「人間は破水してすぐ生まれないとすごい難産になるけどね。犬はどうなんだろう。」とのこと。 これはやばいかも!と慌ててかかりつけの病院へ電話をし、相談すると「すぐ来てください」と言われ、大慌てで連れて行きました。 レントゲンを撮り、エコーで心臓が動いているか確認してもらい、どうやらベビーはまだ大丈夫、ということで帝王切開することになりました。 様子を見すぎてタイミングが遅れると、ベビーがだめだったかもしれない、と言われてもうひざがガクガクになりました。 手術の様子はガラス越しに見えるので、ニコールをこんな目にあわせてしまってごめん!という気持ちで外からしっかり見ていました。 動かないベビーが取り出されたのを見るともう涙が出てきてしまって、ドキドキしながら廊下で待ちました。 全部で3匹、とにかく取り出していただくことができ、そして看護師さんたちにこすって蘇生させていただき、ようやく「ミャー」という鳴き声が聞こえました。 もうほっとするやらフラフラするやら・・・ ニコールの縫合も無事に終わり、あとは点滴と、麻酔が覚めるまで、病院で見ていただくことになりました。 その間、ベビーたちは自宅に連れ帰り、ミルクを与えるようにといわれ、しっかり抱えて帰りました。 まだ体温が低かったので、ペットヒーターを敷いて温かくした箱にいれ、スポイトで順にミルクを与えると、なかなかうまく吸えないのですがみんな欲しがり、てんやわんやの大騒ぎ。 ようやく少しは落ち着き、ニコールが帰るまでにおしっこやウンチもさせることができました。 夕方、ニコールを迎えに行ったとき、先生に、「初産で帝王切開すると、自分で生んだ子、というのが分らなくて、お乳やらずに逃げる子がいます。何とか人間が無理やりでもおっぱいにくっつけて吸わせたらそのうち母性もでてきますから。」と言われ、どきどきの帰宅。 案の定、ニコール最初は逃げ出し・・・・ おっぱいを含ませたらうなり声を出す始末 なだめすかして何とかベビーたちをお腹のそばには置いておくことができ、様子を見ているうちにニコールがベビーのお尻をなめたりするようになり、やっとおっぱいも含ませるように!!! ほっと一安心でした。 でも疲れているニコール、すぐ寝たいみたいで、ベビーがお乳からはずれちゃってもお構いなしで自分が寝やすい体勢をとり、寝ようとします。 それでもしがみつきにいくチビッ子たちに、どんどん愛情がわいてきたのか、ふと見ると、みんな並べてお乳飲ませていました あ~この甘えんぼさんがママになったのね!と感激するとともに、ちょっぴり寂しさを感じる私なのでした。 とにかく、母子共に無事に、健康に生まれて何よりでした。 応援してくださった皆さま、ありがとうございました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.18 11:08:25
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