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カテゴリ:募金・救う会
以前、このブログで募金のお願いをしました。
理由は、15歳未満の臓器移植が法律で認められていない日本で助かる道は、海外での移植手術しかありません。そのためには、多額の費用がが必要なためにです。 いずれの募金についても、無事、目標の金額が集まりました。 募金をお願いしてからずーっと経過を見てきましたが、 それぞれ進展がありましたので、ここでまとめてお知らせします。 まなちゃんを救う会 生後5ヶ月で「拡張型心筋症」と診断されて 募金開始 今年の4月渡航 検査の結果 拡張型心筋症の原因が、ALCAPA(Anomalous Left Coronary Artery from the Pulmonary Artery)という先天性の冠動脈異常であることがわかりました。 これは、簡単に言いますと、本来大動脈から出ている左右の冠動脈のうち、左冠動脈が肺動脈に繋がっているため、冠動脈血液中の酸素が不足し、心臓の収縮が十分に行なわれなくなることにより、心臓が拡張してしまうという病気です。 愛ちゃんの場合は、左冠動脈が、大動脈と交差するようにして大動脈の裏を通って肺動脈と繋がっていたため、非常に見分けづらく、今まで発見することができなかった、ということです。 そして、愛の心臓は、肥大することによってすでに相当ダメージを受けていますが、この原因となる左冠動脈を本来の大動脈に繋げ直す手術を行なえば、移植の必要が無くなる可能性もあると言われました。 6/9 緊急手術を実施 6/28 1歳の誕生日 そして、 10/21に帰国 今後は、日本の病院で経過観察となりました。 その間、ずっとご両親からの報告がありました。 おめでとうございました。 もう一件は、山下みらいちゃんを救う会 山下みらいちゃんは、今年の3月6日に生まれました。 生後2日で、排便が出来ない異常が判明し、検査の結果「全結腸型ヒルシュスプルング病(Hirschsprung's Disease)」と診断されました。この病気は、全結腸に渡り腸壁内の神経節細胞が欠如し排便の為の収縮運動が出来なくなる為に排便不能に陥る等の症状を伴う難病で、助かる道は、全ての腸の移植のみです。 募金により目標の金額が集まり、 10月13日に無事にアメリカに到着しました。 こちらも、ご両親からの報告が入っています。 みらいちゃんについては、これからです。 頑張って元気な姿で帰って来て欲しいものです。 どちらも嬉しい進展ですので報告します。 これからも頑張ってください。 応援しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 22, 2006 04:43:55 PM
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