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カテゴリ:美容・健康
肩こりの原因と解消法が、12月10日(日)の日本経済新聞10面の健康に出ていたので抜粋する。
今日でもリラックス法を試してみよう。 肩こりは、歳を取るにつれ慢性化しやすく、ひどくなると頭痛の原因にもなる。パソコンなどに熱中し無理な姿勢を続けると筋肉が収縮し痛みが発生、この痛みのせいで筋肉がいっそう硬くなる。 このつらい悪循環を断ち切るには、こまめに首と方の筋肉を伸ばすようにすると効果がある。 肩こりの2つのタイプ 【筋肉疲労】 毎日、長時間、頭を前に傾けた姿勢を取ることで首や肩の筋肉に負担がかかる。この姿勢を続けることで筋肉が収縮し血管が狭くなり、血流が減る。酸素が足りなくなって痛みを引き起こすプロスタグランジンなどの物質が増える。痛みで筋肉が収縮するとさらに筋肉が収縮する。 【首や背骨の関節の炎症】 背骨が加齢のせいで骨の軟骨が磨り減る。骨がぶつかりやすくなり背骨に関節炎を引き起こす。この炎症が筋肉の痛みを悪化、悪循環に拍車をかける。肩の関節が痛くなるのが特徴。 筋肉疲労・首や背骨の関節の炎症の解消法 症状を軽くするには、頻繁に首や肩の筋肉を動かし「緊張」を溜めないようにすること。 首を前、後ろ、左右に倒して筋肉を伸ばす。 頭が動かないよう首に力を入れながら、手で頭を押す。 1回2-3分、1時間に1回やると効果がある。 ようは、同じ姿勢を続けないこと。 ストレッチを続けても症状が改善されない場合は、病院でみてもらうのが良い。中高年に多い背骨に炎症を起こした肩こりの可能性が高い。このタイプは、薬を使って炎症を抑えることができる。整形外科などに行くと筋肉を柔らかくする薬や、神経の傷を修復するビタミンBも処方してくれる。 ストレスと肩こりの関係 忙しかったり物事がうまく進まなくてストレスが溜まると、自律神経のバランスが崩れるなど体の状態を一定に保つ働きに影響がでてくる。筋肉が硬直し、交感神経の働きが高まり手や足が冷たくなる。 解消法 手を温めてやると脳がリラックスしていると誤解して肩こりも楽になる。 目を閉じて太ももに手を置き、太ももの温かさが手から腕、肩に広がる状態をイメージする。すると、だんだんと副交感神経の働きが強くなり、違う深いリラックス状態に入り筋肉も柔らかくなると。これを、「太ももリラックス法」や「自己統制法」と呼ぶ。 病気による肩こり 肩こりのせいで頭の筋肉も収縮し、頭が痛くなっている「緊張型頭痛」。理由は不明だが、「雲の上にいるようなふわふわしためまいがする」「耳鳴りがする」といった症状も肩こりが治るとよくなる。 肩の痛みと同時に手がしびれがあるなら椎間板ヘルニア、日を追って痛みが強くなるなら肺がんなどの疑いもある。思い当たる症状があれば早めに受診しよう。 あなたの腰痛・肩こりを科学する「腰痛・肩こり倶楽部」 http://www.nabolin.com/ 肩こり・手足のしびれ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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