先日、母と電話で話した時に亡くなった父の姉の所に行って来たと話してくれた。そろそろ、帰ろうとすると、今日は、娘たちが来るから会ってから帰れと言う。どうりで、自分用にしてはテーブルの上に御馳走がたくさんあるなとと思ったらしい。そう言えば、そこの娘さんたちにもずいぶん会っていないので久しぶりに会って帰って来たと言う。
その家には、娘さんが3人いる。長女が家を継いで、あとの2人が嫁に出てる。一番下の娘の旦那さんが、整体師で最近は、高校野球の学校も担当しているとかで、高校野球で甲子園に出場する学校の監督さん等もお客さんになっているという。
来たついでということで、母も肩等を少し見てもらったようだが、職業としている人なので長く見てもらうとお金がかかると思いなるべく短く済ませたらしい。一応、お金は要らないと言われたが、それでも、無料は気が引けると思い、一緒に来ていたそこの子供に5千円持たせたと言う。持たせたといっても、そこの子供達、二人とももう社会人。下の男の子は、大学を卒業後、父親の整体師の後を継ぐために、これから整体師の専門の学校に3年も通うらしい。何の為に大学行ったのやらわからんと他人の家のことでブツブツ文句を言う。
上の女の子は、勤めていた会社が無くなったので、今、
ネイルの学校に行っているらしい。最初、母の口からまさかネイルなんて出てくると思っても見なかったので、何言ってんだかと適当に聞いていたら、どうも、爪の説明をするので、問い返すと、やっぱり「ネイル」と言う。おー、しっかり、そこの娘さんに説明して貰って覚えて帰って来ている。早く、人に話さないと、忘れてしまうとでも思っているのか、必死になってその娘さんが通っているネイルスクールのことを説明してくれた。でも、最後に言った言葉が、「ネイルの学校に行ってるからきれいに飾った爪してたけど、あれじゃあ料理もできんわ。」だと!!
30分近くも電話して、ずーっと母の話を聞いて、最後にこの言葉には、あっけに取られてしまった。しかし、うちの親戚にもいろんな人がいるもんだ。特に1つの家族で整体師と
ネイリストという新旧相反する職業と言うのがナンとも不思議だった。
黒崎えり子の欲張りな出産