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カテゴリ:本
今日、読んでた本の中の一節、
社長と作者の藤村正宏さんの対話形式で書いてあるんです。 お客様からのクレームはいらない。っていう一節。 社長「クレームだって必要だろ?」 藤村「クレームなんて聞かなくていいんですよ。」 社長「何を言っているんだ! クレームは、お客さんからのラブレターだろ?」 藤村「そうやって、従業員のモチベーションを下げているんですね。」 社長「下げてはいない。それと、これとは話はべつだろ」 藤村「話は、同じなんですよ。 クレームは聞かない方がいいんです。」 社長「だってクレームを聞かないと、問題解決しないじゃないか?」 藤村「問題は解決しようとすると、なかなか解決できないです。」 社長「えっ!」 藤村「何かを解決しようとすると、 エネルギーがものすごくかかるんです。 それも負のエネルギーが」 社長「負のエネルギー?」 藤村「お客さまからクレームがきたら、社長怒りますよね」 社長「そりゃあ、怒ることもあるさ」 藤村「怒って問題を解決していくのは、時間もかかるし、 かなり難しいんですよ。」 社長「ん?」 藤村「スタッフは怒るよりも褒めてあげたほうがモチベーションが 高くなるんです。」 社長「そりゃそうかもしれないな」 藤村「お客様から褒められて、よろこびの声をたくさんもらったら スタッフのモチベーションが上がる。これを繰り返して、 どんどん褒めてあげるんです。そうすると、仕事が楽しくな ります。徹底的に良いところを伸ばしてあげるんですよ。 そうすると、いつの間にか問題は、見えなくなっていくって ことですよ。これで、問題解決です。」 あと続くけど、 この褒めてあげて、うれしくなって仕事が楽しくなる。 すると問題はなくなっていく。 なるほど、そうだなあと思いました。 私は、経営者でも管理職でもないです。 でも、なぜ、納得したかというと子供の親だから。 子育ても褒めて伸ばすだったんですね。 子供を叱る、怒る。 よくやりました。 過去形なのは、もう子供が大きくなって物事の判断ができる年になってきたので最近は言わないようにしている。 内心は、言っても聞かないから。。。。半分諦め? うちのとんかつの最近の出来事 進研ゼミのこどもチャレンジという通信教育してます。 とんかつは、いつも月末までにその月の分が終わらない。 それで、親が、月末に近くなると、やったか?できたのか?と言い続けて、もう、かれこれ5年も同じことの繰り返し。 嫌々やってもなら、身に付かないから。やらなくていいよ。 もう、チャレンジ止めよう。 と言うと、それも嫌!なのです。 その結果が、回答の記入欄に文字を埋める。 空白に文字が埋まってたらできたと出してくる。 だから、間違えてる。 問題を読んでないでしょ。 と言っても、読んだと言い張る。 違うと返すと、別の内容を書いてくる。 択一問題ならば、何回かやって選択肢が無くなると正解!! そして、 最近は、答えの丸写し。。。。 できたと持ってくるけど、答え合わせすると、回答とまったく同じ内容が書いてある。 回答が間違ってても、そのまま書き写してる。 それで、答えを写したでしょ。 と聞くと、 やってない、違う と言う。 怒っても叱ってもダメなんです。 完全に育て方、間違えた。 と、最近、思ってました。 そんな時に、この本を読んで、納得してしまったんです。 子供も良いところを褒めてやる。 悪いところは、目をつむり(悪いということは説明が必要。でも、怒らない。) 良いところを褒めて伸ばす。 褒められれば子供も嬉しい。 そうすれば、自然に子供が、また、褒めて貰おうと考える。 どうすれば褒めてもらえるか?それで、自然と悪いところがなくなる。 これだったんだなあ。 ついつい、悪い所ばかりが目について、褒めるところがあっても悪いところと相殺して褒めてやらない。 逆、なんですね。 子育て失敗です。 最近、よく思います。 子供を育てながら子供に教えられることが多いです。 「教育」は、教えて育てる、のかと思いましたが、 育てることで教えられるとも言えるのですね。 失敗したと思ってますけど、子育てを諦めてはいませんよ。 山本五十六さんも言ってます。 「やってみせて 言って聞かせて やらせて見て ほめてやらねば 人は動かず」 褒めることが人を動かす原動力なんですね。 マーケティングの本なので教育や育児とは関係の無い本です。 でも、面白いです。面白いから直ぐに読めてしまいます。 今日書いた「お客様からのクレームはいらない」がでてます。 藤村流売れる!コトバ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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