本バナ
【介助現場の社会学】前田 拓也 (著) 著者の文章を初めてよんだのは【セクシュアリティの障害学】 (こちらもかなりオススメ)…で 「ヘテロ意識のある、男性視点」の文章に「ほおお~」と思った んですね。 この本だと、更に細かくその感覚が書かれています。 『身体接触のあまりない文科系男子』だった著者が 『介護』という『身体接触』の多い仕事に就いたことで あれこれ思うカンジに、色々考えさせられました。 【ジーニアス・ファクトリー】デイヴィッド・プロッツ (著), 酒井 泰介 (翻訳) 精子バンクの歴史とか優性思想とか…。 …にしても「出来のいい精子」を欲しがる女性はいても 「天才の精子」となると、「それはちょっと…」な女性が 多くなるのか。まあ、それはともかく 子どもが成長してくると、色々デリケートなアレコレが…。 【死体とご遺体夫婦湯灌師と4000体の出会い】熊田 紺也 (著) 職業モノは基本好きだから、その点はたのしめました。 ただ、著者のガチ保守価値観に、ゲンナリ 「お家」ノリの強い依頼主の場合はそれでいいかもだが ワシだったら、頼みたくねぇ~ 【ご臨終メディア ―質問しないマスコミと一人で考えない日本人】森巣 博 (著), 森 達也 (著) 普段、ドキュメンタリーの類見て、げんなり気分になる人は プチ溜飲下げになるかも。 【スポーツニュースは恐い―刷り込まれる〈日本人〉】森田 浩之 (著) 『スポーツニュースは「オヤジ」なのである。』 …うん。確かに スポーツニュースに絞ったことで、普段「ナンだそりゃ?」と 思うことが、分り易く説明されて 激同膝叩きを繰り返しました。 ただ、分り易い分、裏づけの甘さも散見されるので 情報分析能力の高い突っ込マーは、多少大目にみるつもりで 読むのが吉 参考に、「おお!」と思ったレビューの一部をペタリ 『「ママでも金!」はあっても「パパでも金!」という記事がないのはなぜだろう?,』 『むしろ毎日よく目にする「普通」のスポーツニュースを「普通」に見て「普通」に考えればわかる「異常さ」を「普通」に紹介してくれるだけです。 』 学術的なフェミ・ジェンダー・リテラシー関連書籍が苦手な方でも とっかかりに良いのではないかと思います。 【日本人の声】鈴木松美(著) 日本人の声、キーは高いけど、周波数はそんなでもないそうです。 【日本の動物法】青木 人志 (著) 面白い(…といった不謹慎か?)んだけど 今、頭に入らないから…誰か解説ちて 【デブの帝国―いかにしてアメリカは肥満大国となったのか】グレッグ・クライツァー (著), 竹迫 仁子 (翻訳) う…うぐぅ。…ちぬ。 自分の体質で、そんな食生活送ってたら、30歳までもたない。 だって「多品目食べると肥る」って考え方が…ダウト 「円グラフを埋めるように、バランス良く配分する」って 考えは、無いんですか~? 食育説教したい人は、渡米するほうが やりがいあって、いいんじゃね? それとは別に、ヘテ話思考の参考になるかなってことで 【男はつらいらしい】奥田 祥子 【「さん」の女、「ちゃん」の女】衿野 未矢 (著) 【非モテ!―男性受難の時代】三浦 展 (著) 即効性があるかどうかはわからないけど 自分とはあまりに感覚が違う…。 参考にはなりましたけど しっかし…1980年代になっても、まだすっげー保守的だな 「an・an」の特集記事(この部分を担当した筆者も書いてますが) 今だったら、訴えれば勝てるような内容に ちょっと顎、外れそうになりました ヘテロがヘテ呪縛から開放されたら 世の中良くなるんじゃないか?…と、ついつい思ってしまいます。