カテゴリ:美術
初日ということもあり激混み覚悟で行きましたが、さすがに入り口前に観光バスが止まっているのが見えると、ちょっと凹みました..。 前売り券を買っておいたのでピリピリと半券を切ってもらい、「さてさて、人をかき分けてでも見るぞー!」と意気込んで中に入ると、そこはすでに展示会場内。そして見ている人はワンフロア見渡しても5~6人だけ..。 いっしょに行った友達と状況が分からず「???」と立ち尽くし、やっと「あれ?もしかしてものすごく空いてるの!?」と理解しました。 皆さん初日を避けられたのか、当日の天気予報が「雷をともなう雨」だったせいか、ほんとに空いてたんですー。 気合いを入れて1日目に行って良かった*です。 内部は三階建てで、ギリシア・ローマの大理石の彫刻からエジプトのミイラの棺、ヨーロッパ絵画まで盛りだくさんな展示内容でした。 今回の展示物は-聖なるもの-をテーマに選ばれたということで、神、女神、神話をモチーフにしたものが多く、ギリシャ神話とかにぜんぜん詳しくない私としては、作品ごとの説明書きにそういった神話の内容や、登場人物まで詳しく書かれていたので助かりました* 観たかった「ヴィーナス」の前にも人だかりはなく、作品と一対一で向き合うことができたのは本当に幸運で、しあわせでした* 有名な「ヴィーナスの誕生」とは違った印象で、背景が黒塗りのせいか「絵画だけどそこに彫刻がある」みたいな印象でした。 ぽってりと塗り込めたような黒一色の背景にヴィーナスの姿が浮き立つようで、照明を落とした部屋の中にヴィーナスの彫刻が照らし出されているような、本当に美しい作品でした。 日本初公開とのことで、日本に居ながらにしてこの作品に出会えた自分は、本当にラッキーだな、と思いました。 他にもライオンのレンガ壁などがあり、ラピスラズリのような宝石みたいな青色のレンガが美しかったです。 本来はシマウマなど他の動物たちといっしょに壁面を飾っていたらしく、一緒に展示されていた実物の壁の写真を見るとかなりの大きさと高さで、見上げて見たら圧巻だろうなぁ..と思いました。 おみやげは「ヴィーナス」のはがきと、マネの「温室にて」のパッケージ箱入りバウムクーヘンです。(しっとりしてておいしかったー*) ティータイムには三宮センター街でチョコバナナ大福を食べました。 (これもおいしかったー*) この日一緒に行った友達は保育園のときからの幼なじみで、大学や就職はふたり別々の場所だったのでなかなか会えなかったんですが、結婚して偶然にも今は二人とも関西で暮らすことになって、とっても会えるようになったんです* 慣れない土地でも友達が近くにいるとホッとしますよね** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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