カテゴリ:生活
明けましておめでとうございます。
年末は冷え込みがきつかったですが、年が明けて幾分寒さが和らぎましたね。 皆さん、今年もどうかよろしくお願いします。 私も40歳になり、いろんな意味で「落ち着いた人間」になりたいものだと感じています。 「不惑」とはよく言ったものですね。 仕事においても、家庭においても、今までと違った新たな局面に出遭うころなので、本来は「惑わずにいられない」時期なのでしょうね。 ぼちぼち、前に進んでいければいいのですが・・・ さて、 昨日、電車に乗っていてとても嬉しいことがありました。 ・・・ 息子の塾の帰り道、迎えに行った私は二人で電車に乗っていました。 その日のサッカーの試合のことなどで妙に盛り上がってしまい、話し込んだまま駅で降りました。 そして、改札への階段を上っていると、後ろから駆け寄ってくる声があります。 「忘れ物ですよ!」 20歳代の男性でした。手には、息子の青い水筒を持っています。 リュックのポケットに入れていたのですが、座席に座っていたときに落ちたのか、私たちはちっとも気付きませんでした。 「すみません」 「ありがとうございました」 二人でお礼を言いました。 するとその男性は、階段をスタスタと下りていきました・・・ 何か違和感を感じながらも、私がある事実に気付いたのは5秒後の事でした。 んんっ? ああっ! 「男性は、忘れ物の水筒を届けるために、乗っていた電車をわざわざ降りてくれた」のでした。 次の電車を待つために、階段を下りてホームに戻ったのです。 思わず、息子は階段を駆け下りていって、ベンチに座る男性にもう一度頭を下げてお礼を言いました。 夜遅い時間の空いた各駅停車の電車・・ 目の前の客が忘れ物をした・・ 相手は既に電車を降りており、届るためには自分も電車を降りなければいけない・・ ・・・私ならそこで躊躇無く降りる事ができただろうか? でも、今度そういう場面に出遭ったら、必ず降りる事でしょう。 息子もそうするに違いありません。 嬉しくて、心温まり、息子と二人でなんとも幸せな気分で家に帰りました。 誰にとっても、素敵な一年になりますように。 そう思わずにいられない私がいます。 JR住吉駅で、間抜けな親子が忘れた青い水筒を、自分が乗っている電車をわざわざ降りてまで届けてくださった、親切な方!! 本当にありがとうございました。 私も、息子も、この嬉しい気持ちを絶対に忘れません。 いつか、どこかで、誰かに、この返しができるような人間でありたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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