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2008年09月14日
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カテゴリ:映画
「WANTED(ウォンテッド)」オフィシャルサイト

■ジャンル:アクション ■製作年:2008年 ■製作国:アメリカ ■配給:東宝東和 ■R-15指定
■監督:ティムール・ベクマンベトフ
■出演:アンジェリーナ・ジョリー/モーガン・フリーマン/ジェームズ・マカヴォイ

鑑賞劇場:9/14(日)先行上映TOHOシネマズ六本木ヒルズ

~あらすじ~
ウェズリーは、人生の何もかもにウンザリしている若者。しかし、謎の女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)が現れた日を境に彼を取り巻く環境全てが変わってしまう。アキレスの時代以来、神に変わり「運命の意思を践してきた、秘密の暗殺者組織の王位継承者が、なんと彼自身であるという・・・。「堕落」「私欲」「裏切り」が渦巻く世界で戦い抜くだけの潜在的超能力を覚醒する必要に迫られていく。


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久々のアクション&かっこイイ!アンジーが見れるので楽しみにしてましたスマイル

やっぱりこういう役を観たかった。『トゥームレイダー』『Mr.&Mrs.スミス』(レヴューはこちら)を思い出す人が多いでしょうが、私は、「60セカンズ」を思い出しました。あの「HELLO LADIES口紅のセリフも一緒に。車を乗り回して、色っぽいアンジー健在です!最高ですきらきら

毎日うんざりしてる主役にジェームズ・マカヴォイ。
この人、覚えてますか。『ナルニア国物語-第一章-ライオンと魔女』の半人半獣のタムナスさんなんですよ~いて座(レヴューはこちら)あと、『ラストキング・オブ・スコットランド』(レヴューはこちら)でも青年医師で主演でした。でも、この作品のキャラがよく似合ってます。

最初は、上司に怒られても彼女に浮気されても何も言えなかった主人公が、殺しの訓練うけるに従って、身も心も強くなって顔つきまでかわってくる様はよく表現できてるなと思いました。


うだつのあがらない男が、まさに強くなっていくという設定は、『マトリックス』みたいです。
ただ、脚本が少し弱い気がしました。やっぱり観てる側は、悪党よりも正義の味方に感情移入してしまうものです。主人公が入る組織は、暗殺者組織で、暗殺者組織でもいいとしても、何かしらのまっとうな殺しの理由が、「うんうん。」と言わせる説明がほしいのです

その理由が、はた織り機が出す「運命の意志」というのは、弱すぎる。。。しょんぼり

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<総評>★★☆・・
とにかく、殺して殺して殺しまくりでR-15指定なのがよくわかります。こんなに殺しが当たり前化して殺されるのは戦争映画は別にして、『ザ・シューター/極大射程』以来かな(シューターの最後のシーンなんか殺してなんぼじゃって感じでした/レヴューはこちら

しかも「昔からの伝統なんで世の中のために殺してます」というのもなんだか、殺人を近い未来犯すから先に殺してしまえという、トム・クルーズの『マイノリティ・リポート』のようですね

見どころは、
1.主役2人のファンなら必見
2.映像
3.カーアクション


と、このあたりでしょうか。。。暗殺者になるための拷問のような特訓も無残ですので、暴力がダメな方にはおすすめできません。。

今回レヴュー書くにあたり、あまりにも「~のような」的作品が多くでたので以下紹介星

アンジー出世作「トゥームレイダー」 ブラピと出会った『Mr.&Mrs.スミス』 車好きにもたまらない「60セカンズ」 面白いけど殺しが多い『ザ・シューター』 近未来SFアクション「マイノリティ・リポート」 浮動の地位確立『マトリックス』








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最終更新日  2008年09月15日 11時10分58秒
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