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カテゴリ:映画
『1408号室』オフィシャルサイト
■ジャンル:ホラー■製作年:2007 ■製作国:米 ■配給:ムービーアイ エンタテインメント ■監督:ミカエル・ハフストローム ■原作:スティーヴン・キング ■上映時間:107分 ■出演:ジョン・キューザック、サミュエル・L・ジャクソン、メアリー・マコーマック ■観賞劇場:11/23(日)TOHOシネマズ六本木ヒルズ ~あらすじ~ 娘を亡くして心に痛手を負っているオカルト作家マイク・エンズリンの元に、「NYのドルフィンホテルの1408号室に入ってはいけない」とだけ書かれた差出人不明のハガキが届く。調査を始めたマイクは、この部屋の宿泊客が次々と自殺を遂げたことを知る。ホテルの支配人の警告を無視し、部屋の宿泊を決めたマイク。しかし、恐るべき超常現象が彼を襲い始める…。 ****************************** 『スタンド・バイ・ミー』、『アトランティスのこころ』、『グリーンマイル』、『イット』、『ミスト』 この作品に共通することは? はい。スティーブン・キング原作です。人間の心理や愛情を絡めた作品を得意とします この作品も、S・キングっぽいなあ~っというのが観賞後の一言です <感想> 支配人の反対を強制的に押し切り、1408号室に入室したマイク。誰も1時間はもたないと・・ 神も霊も信じず怖いものなしの彼を恐怖はじわじわとよし寄せてきます。まず、 1.いきなりデジタル時計が動き出し1時間のタイマーをカウントダウン始める 2.カーペンターズの「愛のプレリュード」が大音量で流れだす 3.窓枠が急にしまり指がはさまり流血 4.手を洗いにトイレに行くと、トイレの紙が三角に折られている 5.手を洗っていると熱湯が放出 だいたい、このあたりは、ホラーの定番ですよね。読めます。で、ここからです・・ 6.向かいの窓にいる人に手を振って助けを求めると、自分と同じ動き。良く見ると自分 ここで、マイクはギブアップします。 だけど、ドアがあかない。ノブもはずれる。窓の外にでて隣の部屋に入ろうと思っても窓なんか一つもない。。。そう、1408号室に完璧に閉じ込められちゃったんですよねえ~ 56人が自殺や自然死()している1408号室。視覚・聴覚に訴えてくる恐怖が、次第に違う手で攻めてきます。。。マイクのトラウマとなってる娘の死を利用してくるのです。 さあ、マイクは脱出できるのかそれとも過去の人達と同じ運命を辿るのか 【俳優陣】 舞台劇でもできそうな、Jキューザックの一人舞台、彼にかかってます。最初のふてぶてしい態度のマイクから恐怖をあらわにするマイクまで支配人ではありませんが「よくやった」って感じです。S・L・ジャクソンはホテルの支配人役です。ほとんどでてきませんが存在感たっぷりで ****************************** <総評>★★☆・・2個半 恐怖とは、自分の心にある。自分の潜在意識の中に隠してしまったつらい過去にある。内なる弱さに恐怖は攻めてくるのです なぜ1408号室(数字を足すと13です)なのか、支配人が最後にもらした「よくやった」の真意は?こういう部分には触れられてませんが、SAWのような痛いホラーではありません。どちらかというと心理的ホラーですね。 人間が一番怖いというのを教えてくれる、S.キングの代表作の一つ『シャイニング』。が、自分の精神的な弱さに迫る恐怖も怖いなって思いましたね。。。 公開2日目の日曜日。TOHOシネマズ六本木ヒルズですが、20人程度・・告知や宣伝が弱いのかな?超常現象や霊的現象、心理的ホラーが混じった作品。DVDで観賞してもいいかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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