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カテゴリ:韓国で遊ぶ
シェラトン・ワォーカーヒルホテルでの出来事。
この日はディナーショーで、ステーキをほおばりながら、韓国の伝統芸能やサーカスを楽しみました。 一時、ピエロに舞台へ連れてかれ、即興で歌手の動きをする演技を要求され、緊張のあまりすぐには反応できませんでしたが。 まっ、なんとか、お尻ふりふりのダンスを披露して、面目を保ったけどね^^ 「日本人だから」固くてサービス精神が足りないなんて、誰も思わなかったでしょう。 妻を連れてホテルのカジノに向かう。 外国人登録証を入口で見せて、いざ入場。 前は確かコーラが無料だったんだけど、ちょっと変わったかな。 入口近くにサイコロ4つを転がして、数字を当てるゲームがあります。 ルーレット・ゲームもそうなんですけど、一定の時間内に数字の上にコインを置いて賭けます。 制限時間を告げる言葉は「ノー・ベット(賭けてはダメ)」というディーラーの言葉なんだけど、 そこで遊んでいた日本人が、「ノー・ベット」の一瞬後くらいにコインを置いて、その数字が出てしまったのです。 30倍だったそうです。 ディーラーはタイムアウトだったとコインを押し返し、その日本人や連れは「他のテーブルでも(ノーベット直後も)認めているのに、ひどい」と抗議をしました。 私も見ていたので、その日本人たちの言ってることはもっともで、「ノー・ベット」の直前じゃなかったか、とまで勘違いして同情的に加勢していたのです。 結局、日本人代表の一人が従業員と録画カメラで確認し、曰く「あっちの面子もあるし、認められないんでしょう」 妻曰く「半分だけもらえば、いいじゃない」 上品そうな日本人老夫婦、曰く「日本人だからって、ひどいね」 悔しそうに「もう帰ろう」と行っていた当事者には気の毒でしたが、やがて静かにテーブルを離れていきました。 その言葉を聞いて、妻曰く「これだから、日本人はだめなんだ。小さく集まってゴソゴソしないで、納得できないなら徹底的にやらないと」 それにしても、「日本人だからって、ひどい」というのは、日本人の韓国人に対する被害妄想、日本人は嫌われてるとか、金持ちと思われているなどという意識が、混ざっているのではないでしょうか。 そんな屈折した意識が自分のうちにもあり、また、韓国の現実の中では、そうなのではと疑わざるを得ない場面もありました。 しかし、今日の例は「日本人だから」ではないような気がします。 他の国の客だったら、認めてもらえたのでしょうか? さすがは、世界各国の客が集まるカジノです。 確かに日本人は国際社会でお金をよく使っているかもしれませんが、これからもっと対話力をつけていかないと、と感じました。 ************ 今日ディナーショーに行ったのは、旧正月の大晦日だからです。 去年のこの日はロッテホテルのビュッフェレストランで食事をしましたが、ソウルの名所にいろいろ行ってみるのもいいな、と感じました。 ウォーカーヒルホテルの洗練された雰囲気やそこから観える漢河の夜景など、なかなかのものでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.08 00:27:31
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