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韓国現代文学の巨匠、大長編『土地』の作者・朴景利さんが亡くなられたそうだ。
***************************************************************************** 『土地』の著者、朴景利さんが死去 ソウル峨山病院で通夜 『土地』などの著者で、脳卒中で入院していた小説家の朴景利(パク・キョンリ)さんが5日、死去した。82歳だった。 1926年、慶南統営(キョンナム・トンヨン)生まれ、55年、小説家金東里(キム・ドンリ)氏の推薦で月刊文芸誌「現代文学」に短編小説『計算』で文壇に登場した。以後、半世紀以上、『土地』『金薬局の娘たち』などを出版、韓国文学の歴史を刻んだ。 何より故人が69年から94年まで26年にわたって筆を執った大河小説『土地』は「光復後、韓国文壇が残した最高の収獲」といわれる作品だ。全21巻、原稿用紙の分量だけ3万枚以上にのぼる。『土地』はテレビドラマだけでなく、映画や歌劇、唱劇などにも制作された。99年、江原道原州に「土地文化館」を設立、これまで小説家の後輩たちに創作室を無料で提供している。 高血圧や糖尿などの持病に苦んできた朴さんは昨年7月肺がんを患ったほか、今年に入り、今月初めに脳卒中を起こしてソウルの峨山(アサン)病院で入院治療を受けてきた。 96年に湖巌(ホアム)賞芸術賞を受賞。宝冠文化勲章、月灘文学賞、現代文学新人文学賞などを数々の賞を受賞した。通夜はソウル現代峨山病院で行われる。 中央日報 Joins.com 2008.05.05 15:50: お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.05 20:39:24
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