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韓国 愛の劇場

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アンジョンヨン

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2011.01.05
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仕事がほぼ一段落し、観たかった映画『トルストイ・最後の人生』を観ることに。
光化門のシネキューブで午前10時45分に始まる。

映画料金が少しあがるらしい。それから、平日と土日で料金の差があるようだ。平日8000ウォンのところを、早朝割引(2000ウォン)と、携帯電話のカード割引(1000ウォン)を利用し、5000ウォンで入場。5000ウォンと言ったら、日本円で300~400円くらいだろう。まだまだ安い。

妻はすでに観ていたので、一人で観た。
トルストイの妻は悪妻として知られ、最晩年のトルストイはヒステリックな妻のもとを離れて平穏な境地を求めて旅に出たと言われる。映画はその最晩年の妻との生活と家を出て、旅先で亡くなるまでを、描いている。
映画のトルストイは死を前にして、混濁した意識の中で、妻の名を口からもらす。そして、駆けつけていた妻や娘たちに見取られていく。悪妻と言われてきた妻の様子を描写しながらも、最後はトルストイも長年連れ添った妻を無意識のうちに求めていたのだ、という内容だったようだ。英語に韓国語字幕なので、少し自信がないけど。
それにしても、トルストイの真実はどうだったのだろうか。
映画は長年つれ添いながらも冷遇されてきたトルストイの妻の立場を弁護しているようにも感じた。

映画館のビルの現代美術をさっと鑑賞し、カレンダーをいただいて、寒風の屋外へ出た。

映画の後、光化門駅近くのファイナンシャル・センター・ビルの中にある「カレールー・マル」という日本食のレストランで、カレーを食べる。
日本とは少し勝手が違って、カレーをほとんど食べる機会がない。

大学に行き、修士課程の指導学生の修士論文の最終チェックをする。

夕刻、再び映画館に戻り、妻と手製のサンドイッチを食べ、イタリア映画『愛したい時間』(シルビオ・ソルディニ監督)を観た。

去年、イタリア最高の話題作というコピーが目についたが、結婚した男女の性愛の話であった。観てないけど、以前話題になった『失楽園』のイタリア版か?平凡な人生に飽き足らず、危険な橋を渡ってしまう中年の男女。渇いた欲望は一時的に甘く激しく満たされても、報われない愛の結末は針のむしろを渡るように痛ましい。






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最終更新日  2011.01.18 22:43:36
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