ネタバレあり!「ブラザーズ・グリム」
中世ヨーロッパを舞台に有名な童話作家グリム兄弟が呪われた魔女と対決するファンタジー・アドベンチャー?!ハリーポッター(魔法)にヴァン・ヘルシング(期待ハズレ)をごちゃ混ぜにしてロード・オブ・ザ・リング(動く木)で割った感じの映画が全体の印象でしょうか?決して悪くない映画ですよ。面白い場面もいっぱいありました。2時間ほどの映画です。が、長~く感じて、なのに要点がつかみ切れない。まさに!不思議ワールドですね^^マッド・デイモンもったいない気が・・・する?そうでもないか?ファンじゃないし。【ストーリー】ナポレオンがドイツの地を手中に収め、フランス占領下のドイツでは“魔女退治”として名高いグリム兄弟の兄・ウィル(実在名・ヴィルヘルム)と弟・ジェイコブ(実在名・ヤーコプ)が、童話作家として有名になる以前、各地で起こる魔女騒ぎを鎮めては金銭を荒稼ぎしていた話だ。利己的で現実主義の兄ウィル(マット・デイモン)空想好きなロマンチストの弟ジェイコブ(ヒース・レジャー)はペテン師だった?ここからネタバレ(読みたい方は反転してね!)↓(^^)ご注意グリム兄弟は、いかさまの魔物退治で賞金稼ぎをする旅を続けていた。これが偽物で、造られた仕掛けの魔女や小道具だと分かった時はショックだった。魔女がとっても怖い!ビビッてみてましたから。しかしドイツの村で芝居がばれて、その地を支配するフランス将軍に逮捕されてしまう。 逮捕されたグリム兄弟命とひきかえに、将軍はグリム兄弟に森で10人の少女が姿を消した事件の調査に向かわせた。将軍と部下でふたりの見張り役・カヴァルディ(拷問道具を開発する変なキショイ!!男)が、この時はラストでドンデン返しになるとは気が付きませんでした。森へとガイドするのは猟師の娘アンジェリカ(レナ・ヘディ)だ。そんな彼女のガイドによって暗い森を奥深くへと進む彼らが目にしたのは巨大な塔であった。この塔こそ、永遠の美を求めながら500年の呪いをかけられてしまった魔女・女王(モニカ・ベルッチ)の棲家だったのだ。ここからがこの映画のダメな所・要点がつかみ切れない内容がアヤフヤ?もちろん覚えてない自分も悪いのだが^^赤ずきん&ヘンゼルとグレーテル&白雪姫&シンデレラ&蛙の王さま&眠れる森の美女がキーワードで盛り込まれているのは気がついた狼が実は猟師の娘アンジェリカの父親!道に迷って死にかけた所を女王の魔法にかかり、美しくよみがえるための生贄として少女たち12人を集めていたのだ。11人目の犠牲者の少女は馬小屋に行くと馬が口からねばる糸を吐き出し彼女はその口に飲み込まれてしまったのだ。ここ以外に迫力あってよかった。気持ち悪さが強調され、走って逃げる馬のお腹がふくれてるシーンなんか・・・12人目の犠牲者は、井戸に落ちたカラスを拾い上げた少女の顔に泥が飛びその泥がモンスターとなって両目を奪ってしまったのだ。モンスターは少女と合体して井戸の中に消える。森の中ではウィルとジェイコブが必死に調査を続けけ、ジェイコブは入り口のない高い塔の中に入り女王が住んでいた部屋を見る。女王はミイラのようになりながらも生き続け、鏡の中だけで美しい姿を見せることができる。美しさを取り戻すその運命の儀式は「月食の今夜」行われるのだった。残忍な将軍が姿を現しグリム兄弟は捕らわれ森に火を放たれて・・・間一髪のところをアンジェリカに助けられ女王を退治しに向かう。少女を助けたかと思ったらアンジェリカが少女の変わりに生贄に。結局、女王は12人の少女の血で復活!将軍は部下のカヴァルディを撃ち殺したり、兄ウィルを弟ジェイコブが女王の魔力で刺し殺したりありながら・・・しかし鏡を割ることで女王の体も粉々壊れて死んしまう。アンジェリカはジェイコブのキスで目を覚まし・・・八ッピーーエンドいいね^^死んだと思ったカヴァルディも兄ウィルも12人の少女も生き返るネタバレここまで↑この映画を見終わって思い出したのは,ちょっと前にブームだった本当は恐ろしいグリム童話の本ですね。もう一度読み直したくなりました!実母を処刑した白雪姫~魔法の力を借りなかったシンデレラ~封印された真実の物語・・・・こんな怖い話は面白い!(-.-)フゥウフフ.....