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テーマ:将棋について(1324)
カテゴリ:将棋
1990年代になると過去の名作ゲームを廉価版で販売することが増えてきた。1999年にプレイステーションより発売された本格将棋 将棋王は新作の将棋ゲームソフトであるにもかかわらず、1980円という当初としては破格の安値で販売したことで話題となった。棋力は坂田大吉さんのブログによると激指15で8級程度とスーパーファミコン将棋ソフトと大して変わらない。 本格将棋 将棋王(Playstation) このソフトはwarashiというプログラムを使用しており、このプログラムはsimple 1500 シリーズの the 将棋2でも採用されている。なのでthe 将棋2とセットで攻略するのがおすすめ。 棋力はレベル1で戦型は指定していない。 先手:私 後手:将棋王L1 指定なし ▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲2六飛 △8四歩 ▲3八銀 △7四歩 ▲3六飛 △1四歩 ▲3四飛 △2二銀 ▲7四飛 △1五歩 ▲2七銀 △8五歩 ▲7八金 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △8二飛 (第1図) 第1図までは先手が飛車先を伸ばし後手の3三角に2六飛と浮き飛車に構える変則戦法。浮き浮き飛車とも呼ばれている。浮き浮き飛車に対しては△3二飛、あるいは△2二飛と振り飛車に構えるのが有力ななのだが、居飛車派は圧倒的に△8四歩とする場合が多く、この場合、通常のひねり飛車、相掛りに落ち着く可能性が高い。ただし、後手番は先手の▲3四飛、あるいは飛車角交換の筋に常に備えなければならないため、振り飛車にするよりは指しにくいかもしれない。△8四歩に▲3八銀はタテ歩取りをにおわす形である。△3三角と上がっているので、▲3四飛を防げない。また本譜のように棒銀にする場合もある。後手番も8筋の交換が済んだところで第1図 第1図(△8二飛まで) 第1図より ▲2六銀 ここでは▲2六銀としたが、これはパス手に近く、後手に△8六歩と手番を握られてしまう可能性がある。ここでは▲7六飛と引いておくのが無難だった。幸い後手は△7三歩と平凡に飛車を追ったため、先手が指しやすくなった。 △7三歩 ▲3四飛 △7四歩 ▲同 飛 △7二飛 ▲8四飛 △8二飛 ▲3四飛 △6二銀 ▲3六飛 △5四歩 ▲3五銀 △1六歩 ▲同 歩 △9四歩 ▲3四銀 △4四角 ▲4三銀成 △5五角 ▲5六歩 △6四角 ▲3二成銀 △3一金 ▲7六歩 △5五歩 ▲3一成銀 △同 銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲5五歩 △5七歩 ▲5六飛 △5八銀 ▲同 金 △同歩成 ▲同 飛 △2二銀 ▲5四歩 △3三銀 ▲3二銀 △2二金 ▲4三銀成 △9五歩 ▲5三歩成 △7三銀 (第2図) 第2図(△7三銀まで) 第2図より ▲6三と ここでは平凡に▲5二金と打って詰んでいた。 あとはだらだらと後手の手数引き延ばしに付き合わされた格好。長手数となったが勝ち切った。 △4一玉 ▲6四と △同 銀 ▲2三歩 △同 金 ▲3二角 △同 飛 ▲同成銀 △同 玉 ▲5四歩 △5五歩 ▲8二飛 △7二銀 ▲8四飛成 △6三歩 ▲8二金 △1六香 ▲同 香 △9三香 ▲1一香成 △8三歩 ▲8六龍 △2二金 ▲3六香 △6五銀 ▲9二金 △5四銀 ▲2一成香 △同 金 ▲3三香成 △同 玉 ▲5六歩 △5一香 ▲5五歩 △同 銀 ▲8一金 △同 銀 ▲5三歩 △同 香 ▲4五桂 △4四玉 ▲5三桂成 △5六歩 ▲5四銀 △5七角 ▲4六香 △4五歩 ▲同 銀 △5三玉 ▲5五角 △3九角成 ▲4四角 △6四玉 ▲7五銀 △7三玉 ▲5五角 △6四歩 ▲同 銀 △6二玉 ▲7三銀成 △5三玉 ▲8三龍 △5七桂 ▲6三成銀 △4三玉 ▲5三成銀 △3二玉 ▲4三成銀 △2三玉 ▲6八玉 △2九馬 ▲1五歩 △9六歩 ▲3三角成 △1三玉 ▲5六銀 △9七歩成 ▲9三龍 △6九桂成 ▲同 玉 △1四歩 ▲同 歩 △同 玉 ▲1七歩 △9六歩 ▲2六桂 △1五玉 ▲4四馬 △8七と ▲9五龍 まで159手で先手の勝ち。
the 将棋王も the 将棋2同様、各レベル先手後手ごと一つの戦型指定で勝つことを目標に進めていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.14 15:52:09
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