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2024.06.29
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カテゴリ:将棋
1995年にバリエより発売されたスーパーファミコン将棋ソフト「最高速思考 将棋・麻雀」では当時出ていた他の将棋ソフト同様、長考を控えた早指将棋が楽しめる将棋ソフトとなっている。早指なためか棋力はそれほどでもないが、定跡を入れることによってプレーヤーの多彩な戦法に対応できるようになっている。私の先手番ではすでに藤本正二からは勝利を挙げているのだが、なかなか勝てないある戦法に挑むため再挑戦した。

先手:私
後手:将棋・麻雀 藤本
▲7六歩    △8四歩    ▲7八銀    △3四歩    ▲7七銀    △8五歩
​​▲7八金    △3五歩    ▲4八銀    △3二飛    ▲7九角    △6二玉​​
▲6九玉    △7二玉    ▲2六歩    △8二玉    ▲5六歩    △3六歩
​​​▲2五歩   (第1図)

私自身ネット将棋でも矢倉7七銀に対し早めに△8五歩とされるとなかなか勝てていない。▲7八金とするが、ここから何と後手番は△3五歩と三間に飛車を振ることを匂わせてくる。後手が8筋に歩を突いた後で振り飛車にする戦法は陽動振り飛車 と呼ばれている。先手矢倉に対する陽動三間飛車である。11手目の▲7九角は矢倉らしい引き角なのだが、ここでは▲3八金などの手もある。後手は振り飛車としたので先手の私としては当然飛車先の歩を突く。そして第1図


第1図(▲2五歩まで)



第1図より
△7二銀   
後手の△7二銀は自然な手に見えるのだが、陽動振り飛車はそもそも相手をかく乱させるために指す戦法であるから先手番に落ち着く暇を与えてはいけない。なので△3四飛か△3七歩成と急戦調で行く方がいいのだろう。激指13も上記の手の評価が高い。△7二銀以下
▲3六歩    △同 飛    ▲3七歩    △5六飛​​​
▲2四歩    △同 歩    ▲同 飛    △3二金    ▲2三歩    △4四角
​​▲5七銀    △2六飛    ▲同 飛    △同 角   (第2図)

第2図(△2六同角まで)



第2図より
▲2五飛   
ここでの▲2五飛は自然な手に見えて本譜の△2八飛を見落とした悪手だった。ここでは▲2二歩成△同銀とさせてから、▲3六飛と角金両取りを狙う手があった。本譜に戻り▲2五飛以下
後手優勢の局面が続く
△2八飛 ▲3九金    △2七飛成  ▲8五飛    △8三歩    ▲6六銀右  △3八歩​
▲4九金    △2九龍    ▲5九金    △1九龍    ▲4六角    △3九歩成
​​▲6五銀   (第3図)

第3図(▲6五銀まで)



第3図より
△1七角成 
ここでの△1七角成は緩手。終盤になっても駒得優先の手を指すことが当時の将棋ソフトにはよくあったが、これもその例。ここでは緩手だった。ここでは△3八とと次の△4八との詰めろを狙うのがよかった。
▲7四銀    △4九と    ▲8三銀成  △7一玉​​
▲8二成銀  △6二玉    ▲7二成銀  △同 玉    ▲8三銀    △6二玉
▲8二銀成  △5九と    ▲7九玉    △5八と    ▲8八玉    △7二金
​​▲同成銀    △同 玉    ▲8二金    △6二玉    ▲8三飛成 (第4図)

​第4図(▲8三飛成まで)



第4図より
△9二銀
​​結果的に自然に見えた△9二銀が敗着となった。激指13の最善手は早逃げの△5二玉、先手は駒がないので
▲7二龍としても後が続かない。先手に駒を渡してしまったことでかえって先手が戦いやすくなった。ここで先手が大逆転。

▲7二龍    △5一玉    ▲9二金    △同 香    ▲5二銀    △4二玉
▲2四角    △3三香    ▲6一銀不成△6二桂    ▲同 龍    △4一玉
▲5二龍
まで85手で先手の勝ち。

このソフトの持ち戦法でなかなか勝てなかった後手陽動飛車にようやく勝つことができた。今後は私が後手番で6人のキャラクターにまた挑戦していきたい。それにしても相手の悪手、疑問手に救われた感じで、陽動振り飛車恐るべしである。







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最終更新日  2024.06.29 09:38:25
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