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えー、飛びますようになどという祈りは虚しく、結局5時間空港に足止めされる事態となりました。(^-^; 待合室の掲示板で欠航を知り、半時間並んだチェックインカウンターで「予約が取れたらルフトハンザからメールが来ます。来なかったらまたここに来てね。」と言われて、待つこと40分。 来ました!メールが。14時4分。 見ればミュンヘン経由のはずがフランクフルトに変わってるけど、この際それも構いません。 チェックインカウンターに向かうと、何かよくわかんないおばさんがごねてて全然列が進まない。 列の途中から「14時35分のフライトなんだけど間に合いますか?」と声を張り上げてみたものの、「ちゃんと並んで。待ちなさい。」と係員のお姉さんに言われ、カウンターにたどり着いたのは14時25分。 「時間・・・大丈夫ですかね?」 とおずおず尋ねてみたら、 「ノー。飛行機はもう締め切った。て言うか、もう出発した。」 と無愛想に答えてくれるではありませんか。 「あのね、・・・」 と強く抗議を申し上げたら(出発してるわけないし。)慌てて彼女は各方面に連絡を取り出し、「急いで10番ゲートへ行ってください!」と。 どうして初めからちゃんとそうして仕事しないのでしょうか。ホスピタリティという言葉を、教えてあげたい。 しかし時間もないのでホスピタリティ講座はあきらめてゲートウェイへ走りました。 そこからはバス、なんですね。皆さん並んでいるから、やれやれ間に合ったと思って乗り込みました。 ・・・が、なかなか発車しません。 14時35分発の飛行機に向けてバスが動き始めたのは、14時50分でした。 そして、小さなボンバルディア機のテロップを踏みながら、ちょっと嫌な予感がしたんです。ええ。 でもまさかそこから2時間機内に座りっぱなしのスタンバイになるとは想像できませんでした。 そうしている間にもviberの向こう側では、ルクセンブルクオフィスのSophiaさんがエージェントや航空会社に連絡を取ってくれていて、リカバリープランをいくつも立ててくれます。心強く、本当に感謝。 吹雪の中2時間が経過し、ようやくアナウンスが流れました。 凍ったタイヤのまわりの雪を特殊車両が溶かして、ready。 そして機長から「乗り継ぎのお客様は、フライトの間に再手配された予約の案内がSMSなどに届くはずですから気をつけてください」とも。 ですよね。17時にルクセンブルクを出発して17時50分のフランクフルト便になんか乗れっこないですものね。 思うに、旅に必要なのは、根気とスマホと電源なのであります。 日も暮れ天候の悪い中、ガタガタ揺れたりえらいGを感じたりしながら飛行。 フランクフルトの灯りが見えたときは、何か嬉しかったです。 着陸と同時にSophiaさんからメッセージ。17時50分の予約は、20時45分のものに変更だそうです。 あとはもう開き直って、巨大空港フランクフルトを楽しむことにしました。 お得な発見もあったので、次のエントリーに書きます。 欠航・遅延・経由地変更レポートでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月14日 07時48分22秒
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