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昨日オーチャードホールにお運びいただいた皆様、ありがとうございました。
東京フィルハーモニー交響楽団第九特別演奏会。 私もホスト側の一人として参加させていただきましたが、恥ずかしながら大人になってからきちんと第九を聴いたのは今回が初めて。 林田直樹さんが書かれたプログラムノートを読み、 ・第一楽章が、おぼろげな不安から始まり巨大な主題が姿を現すこと。かつてこのように開始された交響曲はないこと。 ・第二楽章が、冒頭「ある種の不意打ち」であり、前衛そのものであること。 ・第三楽章が、幸福感に満ちたものでベートーヴェンが生涯追及した思索と感謝の時間が封じ込められていること。 ・第四楽章が、恐怖のファンファーレと呼ばれる始まりから、歓喜の歌へと導かれ高らかな唱和にいたること。 などの構造をあらためて知り、理解が深まりました。 ユー・ロンの指揮による実際の演奏は、とても美しく、迫力のあるもので、中村恵理さん・小野美咲さん・宮里直樹さん・上江隼人さんをフロントに、東京オペラシンガーズと東京フィルハーモニーの協奏という豪華な顔ぶれ。 熱い拍手の鳴りやまないクリスマスイブでした。皆様ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月25日 20時55分01秒
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