テーマ:ヨーロッパ旅行(4233)
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ヒルトンとかシェラトンとか、ウェスティンなど、世界的な規模で展開されている超一流ホテル・チェーンがある。
日本でもおなじみのこれらのホテル・チェーンは、たいていはアメリカ系だ。 こうしたホテルに泊まれば、ゴージャスで質の高いサービスが約束されるのは確かだ。 さらにこれらのホテルのメンバーになると、さまざまな特典が用意されており、世界中をVIP待遇で泊まり歩くことができるようになっている。 確かにその魅力は捨てがたいし、ハワイ始めアメリカ国内とか、発展途上国、あるいは空港近くで宿泊しなければならないような場合には、こうした一流ホテルなら間違いはないし、安心だ。 しかし魅力的なホテルが山ほどあるヨーロッパで、ともすれば近代的でゴージャスだが個性に乏しいホテルとなってしまうことの多いアメリカ系のチェーンホテルをあえて選ぶ必要はないだろう。 折角ヨーロッパに来たならば、ぜひヨーロッパならではの味わいのあるホテルに宿泊したいものである。 しかし。 訪れたことのない土地で、間違いのないホテル選びをするのはかなり難しい作業である。 オンラインでいろいろ検索してはみても、サイトにはいいことしか書いていないし、結局はわからなくて途方にくれてしまうこともしばしばだ。 そういうときに、ひとつの目安を与えてくれるのはやはりホテル・チェーンなのである。 同じチェーンでも、特徴のあるインデペンデントなホテルを集めたチェーンとか、古城ホテル系のチェーンとか、それぞれクオリティ基準と特徴とを打ち出しているので、そういうものを参考にしよう。 例えば、4-5星クラスでDe Vere Hotel系のホテルに泊まったことがある。http://www.devereonline.co.uk/。 ロッホ・ローモンド湖畔のDe Vere Cameron Houseというホテルで、古い貴族の城館をホテルにしたリゾート系のホテルである。 全くの飛び込みで入ったのだが、子供連れにもとても親切で、私たちは大変満足した。 スコットランドのタータンチェックを多用したインテリアも素敵なら、ローモンド湖に面した広大な庭園もすばらしい。 そして何より、スイミングプールやジャグジーの使用料が料金に含まれているので、子供たちには最高だった。 こういう高級ホテルは子供づれではゆきにく場合が多いが、リゾート系だと意外に子供たちに寛容であるのも発見だった。 このホテルチェーンは、英国国内の風光明媚なところに位置していて、いずれもゴージャスなプール付きの古城ホテルである。なるほどこの系列ホテルに宿泊すれば常にこの品質のサービスが受けられるのだな、と思った。 日本ではほとんど知られていないような、こういうチェーンは他にも色々あるようなので、オンラインのホテルディレクトリなどで調べてみると面白いだろう。 3っ星レベルで、ヨーロピアンな特色を打ち出しているホテルチェーンで有名なのは、ベストウェスタン系である。 もともとアメリカ系のチェーンらしいが、インデペンデントなホテルのチェーンなので、それぞれとても個性的なホテルばかりだ。3つ星ながらレベル的にはかなり高く、趣のある佇まいの由緒あるホテルが多い。 古城ホテルとか、プールつきのリゾートホテルなどもある。 http://www.bestwestern.co.uk/ また、南仏のアルル近郊で泊まったホテルも面白かった。 観光案内所でたまたま紹介してもらったのだが、Silencehotelsという系列のホテルであった。 http://www.silencehotel.com/embperl/multilingue/index.html これは静かな郊外型のホテルで、田舎の空気とのんびりと静かな休日を楽しみたい人むけのホテル系列である。 このように、ヨーロッパならではのホテルチェーンがあるので、迷ったときはこういうものを参考にしてみるのもよいだろう。 尚、特にディスカウントのあるホテルを探したいひとむけには、Lastminute.comというサイトがおすすめだ。 ホテルだけでなく航空券の割引料金も出していて、直前でもかなり安いチケットが買えたりまた一流ホテルの割引などが受けられるので重宝する。 イギリスでは駅や空港などにカウンターも設けていて、観光案内所に取って代わる存在になりつつある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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