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ヨーロッパ夢の旅通信

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2005年05月14日
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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:カテゴリ未分類
いやはや、すっかりご無沙汰いたしました。

最後の更新からはや4ヶ月。

音信沙汰無し、とはこのことだ。

信用なくすわよねえ、こういうことしてると(反省)。



あれから(1月末から)どうしていたのか、というと、

まず帰国の予定が3月と決まっていたので、2月中は子供連れでイタリアはじめ最後の旅行をするなど、いろいろ歩き回った。

そして慌しさの中、3月末に帰国。

4月から始まった子供たちの新しい生活も何とか軌道にのせ、夫もかつての超多忙生活に戻り、私は私でようやく、生活のリズムと心の落ち着きを取り戻した、今日このごろです。



帰ってきて、正直、ほっとしている。

エジンバラでは、子供たちのことがあまりにも大変で、正直、スコットランドを美しいと思う余裕もなかった。

でも今、ここへ来て振り返って考えてみると、スコットランドは美しいところだったなあ、とつくづく思う。

帰ってきてから、すんなりこちらの生活に戻れたのは言うまでもないが、でも何か違和感を感じたものがあるとしたら、それは日本の街並みだろうか。


なぜ日本の街って、こんなに白茶けているんだろう。

何色と特定できないような曖昧なシロっぽい壁の家が異常に多い。

だから街の雰囲気が、全体に白く浮いた感じで、非常に底の浅い印象を与えるのだ。


古い建物の数は圧倒的に少なく、どれもこれも当座快適であればいい、という浅薄な思想から建てられた、、安っぽい、急ごしらえの(2×4などの新工法も含め)建物ばかり。

そこへ看板やら、電柱やらがやたらに目立つ。

便利で快適な暮らしだが、即物的で、情緒がない。

我々の先達が長い年月を費やして営々と築いてきた歴史も伝統も、そこには陰も形も見られない。


歴史や伝統をすべて拒絶し、深く考えることもやめて、目新しさや目先の快適さのみを追求する軽薄な人々・・・

街の姿から浮かび上がってくるのは、そうした人間像だ。


それでも都市部はまだいい。

田舎へゆくと、もっと悲惨だ。

昔の茅葺は良かった。古き良き日本のふるさとの風景には、茅葺の農家が欠かせなかったと思う。

しかし今の田舎はどうなっているかというと、安っぽい新建材を多用した、世にも醜い家等が、雑然と立ち並び、人々の目を毒している。

田舎の人ほど、自然の美しさはじめ、美的なものに鈍感なのは、いったいどういうわけだろうか?


久しぶりに夫の田舎を訪れて、胸の悪くなるような気分にすらなった。

環境が人を作る、という。

ああいう環境に育った人は、どういう感覚を備えた人間になるのだろう。

自分のふるさとを愛し懐かしむ気持ちになるだろうか?

自分のふるさとを誇りに思うことができるのだろうか?


絶望して自殺する若者や、離婚してでてゆく嫁、村を出てゆく者が後を絶たない。


スコットランドで見たすがすがしい田園風景は、この国にはない。








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最終更新日  2012年04月15日 20時13分54秒
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