|
カテゴリ:カテゴリ未分類
今回はインディアンの人種のことについて一言。
白人的な特徴を備えているのは何故か、それはベーリング海峡を渡ったモンゴロイドらがこちらの環境に合わせた結果なのだそうだ。 うーん。 今回も無茶苦茶である。 はっきりいって、そんなことはない。 詰まりは初めから新大陸が白人の、神に約束された土地だからと暗喩したいんだろう。 モンゴロイドが恰かも能面の如くばかりと思ったら大間違い。 能面は割と新しく、それこそ東アジアの片鱗の特徴でしかない。こちらが珍しいのである。 大体モンゴロイド(蒙古系)は有色人種なのだ。 元々黒人も白人も蒙古人種もそんなに大差ない。 髪や瞳の色、その位である。 肌の色はどうか。 イベロ系やグレコ・ロマン系は陽に焼ける。 白人のカテゴライズだが、髪は黒く瞳も黒い。 アメリカに渡ったイタ公(移民)の末裔は正真正銘の白人に成りたいが為に態と髪を金に染める。 さて、何故なんでしょうかね? 答えは彼等もまた、現代の欧州白人国家が出来上がる前こそアラブ人だったり、カルタゴ人とかフェニキア人だったりするんだよね。 そう、今のトルコやグレコ(ギリシャ)も人種的に変わらない。 何に分かつかと言うと、宗教である。 東方正教会を信じていた者はたとえアナトリアにいても、扱いはギリシャ人であって、イスラム教ならば、それはトルコ人だっただけのこと。 偶々、オスマン帝国解体の時にイスラム教の住民が居たバルカン半島はそのままクロアチアとかボスニア・ヘルツェゴヴィナやアルバニアとかになってたりするだけのこと。 彼等は解体前夜までオスマン帝国の臣民だったのだ。 今でこそ、トルコ人は白人の扱いを受けてない。 イスラム教の違いだけである。 たったこれだけである。 文字もアラビア文字からローマ字に変え、アラビア語やペルシャ語やギリシャ語等の語彙を悉く追放してオスマン語から新生トルコ語を作っても、白人の仲間入りにしてもらえない。 翻って、インディオが白人の特徴を備えている等と言うのは明らかに調査不足。 我が国でも簡単に資料が探せるのにそれすらもしていない。 ある一冊のテキスト的な物が基本と言うか、基礎となってそこから土台造りを始めちゃっているのだ。 だからこの毎号毎号所々で考察に食い違いが生まれているのである。 飽くまでもこれらは参考資料としてファイリングすべき。 しかしこの程度の考察力でよくもまあ、世に出せたもんだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.12 05:31:21
コメント(0) | コメントを書く |