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参議院選挙の時の一票の格差と言うのを取り上げていたが、つい最近の記事ではあったのだが、余り明朗ではない。
最大格差では、神奈川と島根のとある選挙区を比較しても4.85倍の開きがあるそうだ。 それでも減っていると言う…。 しかし5倍である。 今更説明なんて要らないのだろうが、神奈川のとある選挙区120万人に対して島根のとある選挙区24万人で抱える一人の候補者を選出するための票がこれだけかかるということである。 つまり、とある候補者が神奈川で120万票獲得しても落選して、片やとある候補者が島根で24万票を獲得して当選するということである。 勿論各々の候補者は別である。 行政区画を基にして選挙区を割り振っているんだろうけど、これじゃあ不均衡も甚だしい。 それでは人口比に基づいて選挙区を割り振ったら一体どうなるか。 下手すりゃ鳥取島根が一区になってしまう。 己れの県知事を選出するよりも狭隘になっちまう。 それに広い地域で選挙活動せねばならぬから、金も徒に費やしてしまう。 それに人口比なんかでやってしまったら田舎は都の植民地になる。 都市の都合で田舎は動かされてしまう。 そうなると益々地方格差が生まれる。 最近のテレビは地方、田舎のことを良く取り上げたりもするが果たして効果はあるのだろうかと横槍を入れてみたりもするがそこは矛を収めよう。 しかし田舎暮らしなんて隠居のすること。 実際は仕事もなく賃金も安く、下手にインフラが進んでいるから若者は引き籠ってしまっている。 却って田舎の方が息苦しいのだ。 田ん圃の真ん中にショッピングモールがでんと立ち並び、住民は車で買い物をし、そこへバイトをしに行く。 田舎は思った以上に悲惨である。 多様性なんかないのだ。 全て田舎は塗り変えられ一様となってしまった。 あれ? なんかずれてきているようだが、これはアーバンとサバーブの関係だから、取り上げぬ訳には行かぬ。 丁度こち亀もそんなテーマだったなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.15 23:57:28
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