これも二週間以上前のことになろうか、国立西洋美術館へ行った時のこと。
これもギリギリではあった。全て見られたからまだましであった。
率直な感想。
芸術の国ってのはイタリアなんだよなと、しみじみ思う。
芸術の都フランスはパリってのは嘘だ。
本当の芸術の都というか、本場はイタリアなのである。
フランスは模倣である。
イギリスなんかはそのフランスの更なるコピーである。
今回のはパルマというのなんだがイタリアの一都市で華開いた芸術である。
こうした絵は良く良く見れば、色々と趣向を凝らして描かれている。
決して周辺国が模倣なんかではない「オリジナリティ」を発揮させている。
周辺国が絵とかを模倣すると、その真似する手本の「いちばんいいもの」を抽出させてしまうから、どうも技法等が固定化する嫌いにある。
バラエティに富むのがイタリア、なんか一つっきゃないのが周辺国。