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2007.07.30
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カテゴリ:カテゴリ未分類
結果は言うまでもない。
政治は結果と誰かが言っていたが、勝てば官軍負ければ逆賊。
マスコミのネガキャン(ネガティヴキャンペイン)の所為だと後から言えるがそれも結果論。
突っ撥ねればよかったものの、応えてしまったからだ。

ただ、選挙の結果、投票率は相変わらず低く、5割程度しかなかったことだ。
残り5割は行っていない。
詰まり民意とは言うが、残り半分の民意は政治なんてどうでもいいということである。
どちらがなっても同じ。
生活に変化を来たしている訳でもない。
本当に貧乏人が無理矢理候補者を選ばされたとしても、果たして彼の生活が向上するか、変わらないのである。

それは直接的な労使の関係、やりとりで行われるものである。
政治は関係ない。

専ら、クレーマーやモンスターペアレンツの方が肝が据わっている。
勿論未納は法律違反である。
しかも憲法違反でもある。
憲法が国の最高法規ならば、怪物親子はこう言えばいい。
「日本国憲法は米軍占領化に於いて無理矢理押し付けられたものだから現行憲法は無効だ。」と。
今回の選挙で「彼等」は政治参加したのだろうか。
するわけがない。
彼等は賢いのだ。
ビートたけしがそう言っていた。
今の親子は高学歴だから教育者や政治家とか凡そ「先生」という肩書きが付く者等と下手すりゃ比肩するのだ。
今の人達は高等教育(高校・大学)を皆悉く受けている。
幾ら学力の低下とかゆとり教育だとか言っても、世界的に見れば、ほぼ満足に学校へ行ける国なんてないのだ。
学力の高い国があっても、それはエリートと呼ばれる者こそ少数精鋭。
残りはまともに学校へ行っていない。
それは先進国においてすら、イギリスやアメリカ等挙げればきりなし。
底上げする国は日本位である。

ある意味外国でもクレーマーが多いのも、個人主義ゆえ、己れの身は己れで守るという立場に貫かれているからである。

底上げ率が多い我が国で増えているのも、ゆとり教育の失敗が祟っているのと、全体的に賢くなっているのと、権威なんて屁とも思ってないからである。
戦後教育の功罪でもある。

賢いからこそ、自ら生きる手段を見出すべく、クレームを寄越す。
政治が頼りにならないと言うのも承知なんだと。
法律の仕組みもよく分かっている。捕まらなきゃ何しても良いと皆思っている。
法律を逆手に取っているのだ。

これがいわゆるラストマンなんだろう。

現代以前(最早近代に非ず)のパンピーは権威に平伏していた。
今は違う。

もう、未来なのだ。
これから何も縛られない自由な人達が未来を担って行く。
それがラストマンなのだろう。
あらゆる柵から自由なのだ。
自分で生き、自分で選び、自分で決めて、自分で背負って行く、それが実現したのが我が国なのだと思う。

自己実現
自己責任
自己決定権
これも最近の概念だ。

政治家と言えばそのラストマンを体現した男がいる。
杉村太蔵だ。
彼こそ、世が待ち望んでいた人なのだ。





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Last updated  2007.07.30 16:26:14
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