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カテゴリ:サブカル我流評論
人間ここまで図太くなければやっていけません。 かなりの出費となってしまった。 カード決済だから感覚は曇り鈍化する虞は有るのだろうが、何かこう別の感情が湧き起こりそうだ。 心に溝が出来るというか、そんな感じだ。 まあ、それは兎も角として、この写真にある通り『ゼロの使い魔 双月の騎士』コンプリートブックを今回買った。 所謂アニメ二期である。 一期はケーブル局と言うこともあって、存在に気付かず逃してしまったから、一期コンプリートブックは購入していない。 急いで二期に間に合うようにDVD借りて全て見通した上で臨もうとした。 何故これを見ようとしたのかは判らない。 何かの切っ掛けが先行したのだろう。 当初、ハリポタのパクりかと思っていた。 実際舞台が魔法学院と言うこともあって、イギリスがフランスまがいの場所になっているような設定だったし、便乗してんじゃないのかなと思ったりもした。 まあ、これも新世紀魔女っ娘モノの一つとして牽引して行くものだと感心していたりもした。 だがそういう勘繰りも直ぐには消え失せた。 ハリポタは第一作ですらも堪えられず投げ出してしまったが、こちらは面白かった。 まあ贔屓に値する主人公がいるからなんだろうけど、それに止まらないのがこの作品だ。 丁度ハリポタの陰にロードオブザリングがあって、これがその対抗馬なんじゃないかと思ったが、個人的にロードオブザリングの方が面白かった。 要するに主人公フロドはヘタレだけど軟派な作品じゃなかったと言う所だったから好感が持てた。 こっちは三部で終わってなんか後はエラゴンとかベオウルフとかそんなんばっかり目立つが、やっぱりファンタジーから逃れられないのかなあ。 あの頃観てたのは、ロードオブザリング、マトリックス、バイオハザードだったなあ。まだバイオハザード3の方は観てないが。 やはり日本、我が国で流行る傾向は外国から持ち込まれる事が多いみたい。 新世紀に入ってからはメイドものが流行り、その次は完全なる西洋風中世的剣と魔法のファンタジーもの、その後に魔女っ娘ものが今に至る様だ。 以前にも書いたが、ゼロの使い魔はあらゆる好感度要素を多分に含んだものであると指摘した。 殊更に日本を意識した作品であること、 大義名分や個人主義やらエゴイズム等が互いに鬩ぎ合うこと、 近世近代現代の軍事ものが目白押しであること、 主人公に天賦の才があること、 ヒロインが幼児性丸出しでツンデレであること、 女キャラのおっぱいが大きいこと、またはその逆で幼児体型でもあること、 制服が登場すること、悉くパーツキャラがいること、メイドとか教師とかいろいろ、 非モテの主人公がいきなりモテ始めてハーレムになること、 メイン・サブ問わずヒロインが男の主人公の都合に合わせたようなキャラ設定であること、 現実世界における「不良」というのが存在しないということ、 主人公の内面が善悪と渾然一体になっており、時々呵責に苛まれることもある。 これってコードギアスじゃないか。 まあ、こういうのを押さえときゃ売れる可能性はあるわな。 しかし、これははっきり言って買いだなと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.17 02:30:02
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