|
カテゴリ:独断と偏見な時評
杉村太蔵衆議院議員のことである。
近い内に起こるかもしれない解散総選挙に向けての候補者選びに際して、彼、太蔵が公認候補として「選ばれない」可能性が高くなったのだ…という。 経緯は些細なことだが、それがどうやら引金となったようだ。 自民党の実力者もとい権力者たる武部に刃向かったからだそうな。 小泉チルドレン「だった」太蔵が安倍退陣の後継として福田を推せと武部から言われたのに腹を立てた、からなのだ。 こうした縄張り関係は結構複雑で、小泉、安倍、福田共々それらの意識に温度差があったようで、そういわれたからそうしろというのに反発したことに端を発する。 チルドレンの生みの親である武部は太蔵の態度に腹を立て、その報復として公認から外した、ような工作を始めたのである。 前置きが長くなったが、他のチルドレン達はせっせと福田に鞍替えしたのに対して太蔵は貫いたのだった。 しかし、太蔵の功績と言えば、何があるのだろうか? 今のところ何もない。 郵政民営化に際してのチルドレンなのに、逆に刺客を当てがわれてしまった。 太蔵の穴埋め候補としてよさこい祭りの考案者を担ぎ出したのである。 意地悪である。 恐らく、太蔵だけが自民党のみならず議員としては一番若いのではないか。 情熱「だけ」はあろうが、未来の国政を与かろうとするのならば切り捨ててはならない存在だと思う。 辞めてしまった大仁田厚の影がちらつく。 大仁田は辞めてから民主党候補の応援をしていた。 寄せ集めの弱体野党の民主党とは言え、もしも太蔵を手放したとなると自民党としては痛手になるのではないか? 太蔵はあれは只では転ばぬ男とみた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.17 01:00:32
コメント(0) | コメントを書く
[独断と偏見な時評] カテゴリの最新記事
|