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この日をある意味待っていた。 北斗四兄弟じゃなかった…五兄弟(キムは後に破門、今度キム伝もやって欲しい)の邪険にされていた問題児、ジャギを主人公に据えた漫画の連載だあ! 作者の武論尊と原哲夫を悩ませたキャラ設定の清算である。 踊る大捜査線のスピンオフみたく、北斗の拳はあれこれ後付け設定が多く出て来る。 ジャギの話なんてどうやって膨らますんだろう? 話に関わって来るのは、シンを唆かす事と、ケンと庭先で組み手をする事と、サザンクロスでユリアの兄貴二人が酒場で出会った所に出会す所か、アミバに金棒で傷を付ける所とか、本当にチョイ役なんだけど、出る度に嬉しさが増す。 何でだろう? 当時の読者諸氏はケンシロウよりもジャギにシンパシーを感じていたのだろう。 ジャギは今だジャギ様と一部のファンでは敬称が付けられている。 悪に歪むのは自己責任だが、どのようにしてジャギがあんな風になって行ったのか検証が進められて行くのだろう。 (だろう…であろう…であらう…であらむ…であるらむ…で、ある、らむ…話が逸れたな) 武論尊はジャギの事を当て馬、咬ませ犬と嘗て言った。 後からの説明なんだけど。 何故あんまり強くないのに、北斗神拳をリュウケンの下で学んだのだろう? アニメでもジャギが幼い頃から鍛練をしていた風景がある。 その時はジャギがラオウにべたりくっついていたのだ。 トキはジャギの事をラオウの手下と評していた。 ケンシロウの評判を落とす名目で泳がせていたのだろうか。 南斗聖拳を身に付けた経緯も知る事が出来るかも知れないな。 スピンオフ漫画では、ジャギが誰よりもリュウケン(霞羅門)に逸早く拾われていたのだ。 リュウケンが必死に守り、育てる覚悟を決めたからなのか。 そういや、ジャギには少し甘い感じだったな。 本編でも嗜める程度だし、ショットガン(トキ伝)振り回していても口頭注意位だ。 リュウケンの甘さは、拾って育てると言う所から始まったのか。 漫画読んでもちょっと切ない。 結局リュウケンの甘さがジャギを増長させ、剰えラオウ迄も手を焼く始末。 漫画の終わり頃でも、ケンシロウが伝承者だと最初から決定付けられている所も、あの黒夜叉(顔の交叉する傷が張大炎と似ていると言うがまさか同一人物!?)がずっと側に付いていた件を参考にしているからだろう。 ジャギとラオウ、トキ、ケンシロウが一同に会する時かなりケンシロウが大きくなっていたようだが、日本にやって来てリュウケンの下でジャギと別々の所で暮らしていたのだろうか? ラオウとトキが送られたのは、ジュウケイの考えによるが、伝承者なきは劉家拳(琉拳)より送ると言う掟に従うのだが、ケンシロウが本命であって、ラオウやトキは本当にオマケなんだろう。 修羅の国でもカイオウはヒョウに付き従う事を命じられている。 ジャギは元々天性の強さを秘めているが、北斗の掟を知らされていなかったのだろう。 北斗の掟は秘密だらけである。 ケンシロウですら自らの生まれを知らないのだ。 どうなるのだろう? 結末はケンと闘って体が砕け散って負ける事だと分かっている。 尻凋みにならないだろうなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.28 07:49:10
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