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カテゴリ:サブカル我流評論
最早オカルトもナリを潜めた感があるが、ここでは健在だ。 とは言うものの、オカルト(超常現象)の領域はかなり幅が狭められている。
それは当然で、論う所で言うまでもないのだが、オウム真理教の起こした事件でメディアは自粛、縮小してったからだ。
何時もの様にメンバーは大槻博士、韮澤社長、大竹まこと、浅草キッド、イオンド大学教授(名前忘れた)、スザンヌ、須藤元気、實吉達郎博士、荒俣宏、他は忘れた。 昔は完全に否定派と肯定派が別れて議論を交わしていたのだけれども、今は己の立場が基本的にあって何処にでも立てている感じだ。
あの大槻がアポロ月面探査機が持ち帰ったとされる「月の石」が月の成分ではないと調べた上で断言した。
大槻はアポロに関しては「否定派」なんだろう。 こうして何でもカテゴライズするのは頂けないが、「懐疑派」とでもしておこう。
しかし、オカルト連中はよく言われるが如く「疑いを掛ける」人間として一緒くたにされるのだが、ここでは「アポロは月に到達した」と前置きをしている。 ここからぶっ飛んでいるのだが「アポロ月面探査はUFO探査の為だ」と更に踏み込んでいるのだ。
ここでまた前置きするが、UFOも宇宙人も本来は別枠であった。
UFOが先にあって、宇宙人が後からやって来て、いつの間にか両者がドッキングする形となってしまった。 UMAの件でも河童やツチノコもここで簡単に解明されてしまった。
河童は江戸時代にやって来た帰化動物ハクビシンではないかと、そしてツチノコは70年代にやって来た外来生物のアオジタトカゲじゃないかと言われる。
ツチノコも当初取り上げられていた時は足があった。 讀賣新聞がピックアップしたのだが、漫画にされた時は足が省略されて蛇みたいになった。
都市伝説だな。 やっぱり根拠はあるのだ。
ここでも両極に座っていた人々はUMAの件で統一見解を出してしまった。
オカルトに奔るのは基本的に知識に付いて行けないから。
不思議なのは、オカルト派が理解出来ない事を合理的に考えてしまうことである。 理解出来ない事は人間にとって気持ち悪いからだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.31 07:03:54
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