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カテゴリ:毒電波テレビ感想
今回も物凄くエキサイト。 殆んどタブーを破っている様なものだから、過激の何の。 その為か、スポンサーが殆んど降りてしまっていると言うのである。
公共広告機構とコカコーラ社だけだ。 元祖外資系が残って、国内企業が撤退してどうするんだ。 外資は国内の富を掻っ攫うだけしか考えてないと思っていたが、このどん底ドラマを支える庶民の味方だと言う事を改めて見直さざるを得ないな。 しかし、出方によって、コカコーラ社も撤退するかもしれない。 また、このドラマの視聴率が良ければ企業も掌返しをするかも知れない。
魚の煮付けのスポンサーも付いてくれないかな? そんなのないか。
緑の幼馴染みが風太郎の素性に気付いた様だが、結局風太郎に釘を刺されてしまうのだな。 別にこのドラマって、金持ちが家なき子のような悪人だと言う設定ではないのに、何故スポンサーが悉く撤退するのだろう。 カイジみたく、貧富の格差は即ち貴賤の品格が各々に滲み出るのだが。 貧乏人は金に賤しいのが最もな証明なのに、何故?
このドラマは格差の最下層に呻吟する下流組が何処まで賤しいかを表しているのに。 金持ちは別に間違っていないのだ。
「格差って昔からあるじゃないか。」 「貧乏人がいなきゃ金持ちが困るでしょ?」
風太郎の、造船所の前で派遣切り反対デモを行う派遣に吐いた言葉である。
自らの運命を受け止めているのだ。 母は金に負けたから、その金に勝とうとするのが風太郎である。 銭ゲバとは、銭ゲバルトの略で、金銭闘争の意味である。
しかし、観れば判るのだが風太郎には一切の正義はない。 食堂でのおやっさんの言葉に行方不明の兄に擬えた風太郎に「生きていればどんな事をしたっていい、人殺し以外は。」とあったから、ここで風太郎とこの食堂(伊豆屋)の一家とは越え難き隔たりを生む事になってしまった。 風太郎は笑顔をここで見せたりもするが、この一言で結局他人だと言う事を悟ってしまったのだろう。 まんまと入り込んで、自作自演までして三國家に認められたのだ。 金持ちの善意に付け込んだ詐欺である。
入る為にはそれなりの代償を支払う。 当たり屋よろしく車に当たって切っ掛けを作り、お金で買収した派遣社員にナイフ持たせて左腿を刺させたり、何もしなければ何もならない事が判るのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.02 05:23:25
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