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2009.02.03
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カテゴリ:毒電波テレビ感想

毎週やる格闘王はこの長島☆自演乙☆雄一郎を取り上げざるを得なくなってしまったな。

余りにも衝撃的であるからだ。

岡田斗司夫の「オタクはすでに死んでいる」ではないが、オタクは人口に膾炙され、日本の産業の基幹を成すコンテンツにまで成長する迄に到る。

もう、胸を張って生きてもいいのだ。

 

オタキング(岡田斗司夫)は後書にエヴァンゲリオンのTV版エピローグよろしく、オタクに対して謝辞を贈り、オタク達の役目は終わったと述べる。

訣別宣言ではない。

誰しもがそのオタク性を胸に秘めるのだ。

オタクは特定の人ではなく、個人の生き方として宿る。

 

何も、自演乙が特異なのではない。

自演乙が出て来る事でオタクは最早日常では当たり前となってしまったのだ。

 

電車男から(本じゃないよ。山田の出ている映画とチビノリダーの出てるドラマの方ね。)オタクが努力する様を伝え(脚色はあるよ、勿論)、本田透がオタクとして自身の生き方を主張し、オタクが如何に三次元世界の人間から嫌悪されようとも、日常世界と向き合っているか世に知らしめる事が出来たのだ。

 

今度、K-1の試合でガチオタがゴールデンに現れる。

その時にこそオタクは永遠の時を生きる

 

人類が誕生して、300万年が経とうとしている。

 

三次元の敗者は此れ迄隠遁せざるを得なかった。

 

この世の不幸を、先人達は二次元の世界、来世に託して来た。

 

二次元とは、神の国あの世である。

 

人類が抱いた想像の極楽世界だ。

 

人類は、2月23日に彼方の世界を現世に引き込もうとしている。

 

自演乙の勝敗なんて気にしない。

 

彼はsacrifice、供犠である。

 

嘗て中南米の神権国家では、蹴鞠の試合に勝った者が自らの心臓を抉り神に捧げる事を最高の栄誉としていたのである。

 

須藤元気の背中に刻まれた絵は、正に飛翔せん鳥の如く。神と共にある。

尤も、須藤元気の背中の彫物はナスカ地上絵の蜂鳥をモチーフにしたものである。

あの意匠には霊性を感じるのだと言う。

 

本当は、あの須藤元気の背の蜂鳥は「天空の城ラピュタ」に出て来るラピュタ王家の紋章なのである。

 
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なんと!

須藤元気はジブリオタだったのだ!

既に男臭い世界と思われていた格闘技は知らぬ間にオタクに感化されていたのである。

漫画に触発されたアスリートの多いこと。

 

そう言えば、角田信朗は北斗の拳オタクである。

ググれば最早言うまでもない。

 

生きている間に、この世とあの世がくっ付いてしまうのだ。

 

三次元全盛はもう有り得ないのである。

人間がこの世とあの世を繋ぐチャンネルだと言う事がその時明らかとなる。






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Last updated  2009.02.04 07:05:59
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