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然し期間が粗半月って、いとせっかちなり。 大丸で開かれていたのだが、無論東京駅と併設されていたので雨風に曝される事無く行けた。 丁度時期がサンクト・ワレンチーヌイの前日て云う事もあって、一階は長蛇の列で犇めいていた。 どうせお義理の癖して何故並ぶ? 嗚呼下らん。 本命は手作りなんだろ? お歳暮やお中元みたく暗黙の了解の如く会社付き合いの為に、高級チョコを買う必要が何処にある? ああそうか。 “義理”だもんな。 義理人情の義理だもんな。 誰に命令された訳でもなく、自ら進んでやり遂げる行為だもんな。 バレンタインなんて無くなっちまえばいいのに。 チョコ業界が無関係な行事と抱き合わせて売る為に仕掛けたのだから、後付け理由なんて幾らでも上乗せする事が出来るもんなあ。 何だよ、友チョコって、何だよ、逆チョコって。 何このマッチポンプ。 占領軍が貧民に与えたチョコが功を奏していたのだろうかね。 どうせ来年辺りは“自分チョコ”か“奉納チョコ”だろう。 “墓チョコ”とか“供養チョコ”だったら面白い。 以前は格差を付ける差別的な行事だったんだけどね。 チョコ貰えない可哀想な男子共に与え給うたのが義理チョコ。 マスコミが影の部分として押した事がチョコ業者を更に調子付かせたのだろう。 そんで結局本命よりも義理が席巻してしまった。 同時に歯医者も儲かると。 本命も義理も飽和状態の儘萎え凋むから考案されたのが友チョコ。 女同士が親睦を深める為に作り出されたマッチポンプ。 まあ、それでもチョコの売り上げが落ちている様だから、男にも買わせると云う本末転倒ぶり。 女が自分の好みの男がいないと云う現実もある様だ。 話が大いにずれたが、黄金文明の本題に戻ります。 エジプトよりも古い(と言われる)文明があったらしい、トラキア文明なのだそうだ。 ただ、黄金の遺物が出ても分断があったみたいだ。 紀元前五千年期の出土らしいが、上高森の様なヘマはしておらんだろうなあ。 同年代(?)の遺物が幾つか出ているがその周辺の時代が固まっているだけで、後は寸断されている。 再び黄金の遺物が時を経て出ているが、これはもはやトラキア文明と呼べる物ではなく、ギリシャ文明の辺縁って所だろう。 丁度、ブルガリアの辺りは東端の滿洲から中央亜細亜のトルキスタンと一本で繋がっており、トルキスタンの遊牧民は黄金を守る民族でもある。 当のブルガリア人も解って居るかも知れないが、ブルガリアは数多くの民族が入れ替わっているのである。 ギリシャ人かも知れないし、ペルシャ人かも知れないし、フン人(フンは匈奴語で人)かも知れないし、後にトルコ系のブルガール人が棲み着くのだが、後からやって来た南スラヴ族の影響で言葉も文化も入れ替わってしまった。 殆んど土地史の様な物だが、ブルガリア人は自分達の物だと自負出来るのだろうか。 この遺蹟や遺物は明らかにギリシャの物だ、スラヴの物だ、トルコの物だと言われたらどうするのだろう? あんまり最古の古代文明って言わない方がいいんじゃない? ギリシャは調子こいて小アジア迄も自分達の文化だと宣うからなあ。 そこまで尊大ではないだろうが、小中華の連中とは違うかも知れない。 小中華はお前の物俺の物、俺の物は俺の物と言うジャイアニズム振りを発揮するのである。 今回の展示でブルガリアの限界を感じた。 これからの発掘調査如何でより良い成果を得られるのであろうが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.15 12:47:13
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